【0032】 布施〜実践記
最近、「布施」という言葉をよく使います。
この心書にも出てきますし、
頭の中でもよく使っています。
ざっくり言ってしまうと、
「自分の能力やモノを、人様に施すこと」
ということです。
仏教で「お布施」というように、仏教用語です。
梵語(サンスクリット語)では、
「檀那(旦那)」といい、ダーナと読むようです。
臓器移植における「ドナー」や、
髪の毛提供のヘア「ドネーション」の語源が、
このダーナになっているようで、
そう聞くとイメージしやすいですよね。
4月の最後の日、僕なりの布施を実践する機会に恵まれました。
何をしたかというと、僕のここまでのキャリアや経験から、得意分野と思われる「一目置かれる履歴書・エントリーシートの書き方講座」というものを、就職活動中の学生さんにオンラインでさせていただきました。
この機会を作ってくれた先輩のお顔にドロを塗るまい、という気持ちと、聞きに来てくれる学生さんの期待を裏切るまい、という気持ちで気持ちで頑張りました。
評価のほどは彼ら彼女らに委ねるのみだし、反省もたくさんあるものの、ひとまず自分なりの布施はできたのかなと思います。
今回の気づきは、
・相手があってこその布施
・機会をいただいてこその布施
だということ。
胸に湧き上がったのは、やり切った充実感ではなく、聞いてくれてありがとう、という感謝でした。
与えてはいますが、同時に、受け取ってもらってナンボなのだな、と。
以上、布施の実践記でありました。
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