#007 RISAのプロフィール
性格
誰にでも平等に優しく、曲がった事は大嫌い。行動力がある。
夢
より良い保育現場を作る。影響力をつけるべくSNSで発信しつつ、まずは園長を目指している。
好きな食べ物
プリン
趣味
ショッピング
■boyishストーリー
リサは保育士。認可保育園に勤務して4年目の時だった。
5歳児クラスのA君が泣いていた。
リサが聞くと、同じクラスのB君にからかわれたとのこと。
A君は女の子と遊ぶ事を好んでいた。
おままごとや人形遊びが大好き。お絵描きの時のクレヨンの色や持ち物の色はピンクや赤が多かった。それをB君が「女の子みたい!」とからかったのだ。
リサはにB君に話をした。
男の子だって赤やピンクを選んでいいし、女の子だって青や黒を選んでいい。遊びだって自分が好きな事をしていい。髪が短い女の人もいるし、髪の長い男の人もいる、と。
B君はリサの話を真剣に聞き、申し訳なさそうにA君に謝った。
子どもたちにはもっと視野を広げ、人との違いを認められるようになって貰いたい。人と違っても良いんだ、これでもいいんだ、と思えたら子どもたちの選択肢もきっと広がる。自分の好きな自分を表現できる事に繋がる。
色々な人がいるのだという事を大人が伝えていかなきゃなと思うのだった。
そんな時、リサはインフルエンサーとして有名になっていたレイのXでの投稿を目にする。「世界は君の声を待ってる」を合言葉に「自分らしく」をテーマにした発信を続けている女性だった。リサはレイに惹かれた。
レイはXのポストだけでなく、動画や音楽、イラストなど色々なカタチで発信すべく仲間を募っていた。その中に「教育関係者」という文字があったのをリサは見逃さなかった。リサは迷わず応募していた。
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