「Boyish “自分らしく生きる”」NFTアート 作品コンセプトとコレクション誕生まで
初めまして。こはたです。
元保育士で、今は1歳の娘の子育て中です。
絵を描くことが好きで、保育士をしながら副業としてイラストや漫画を描いていました。
NFTアート
2年前
妊娠中にNFTを知って、ずっと気になっていました。何だ、この楽しそうな世界は…。もっとNFTについて知りたい勉強したい!!そして私も絵を描いて販売したい!!!
が、しかし…
NFTを知ったのは出産目前の里帰り中。大きなお腹が苦しくてなかなか長時間絵を描いたり何かを学んだり、という事ができませんでした。
産後にイラスト描き始められる!?
出産してからも約1年間は子育てでバタバタして、娘がお昼寝中のわずかな時間に絵を描こうと思っても、娘の夜泣きで寝不足の自分の睡眠を取ることにあてると自由な時間はほとんどありませんでした。1年半も経つと落ち着いてきたので自分の体調と相談しながら、本当に少しづつ進めてきました。
そしてようやく販売を始められる段階にきました。…長かったです。
>>>boyishコレクション
作品のコンセプト
作品コンセプトは「Boyish “自分らしく生きる”」です。このコンセプトでコレクション制作しようと思ったきっかけは私自身の体験からでした。
女らしくしなきゃダメ?
私は昔から男の子のような髪型や服装を好んできました。周りからは「男みたい」と散々言われてきました。見たままなので子どもの頃は特に気にしていませんでした。
しかし年頃になると周りの子は異性と付き合いだします。モテる子はみんな可愛らしく女の子らしい子たちでした。
そんな周りを見て、私もなんとなく女性は女っぽくなきゃいけないのかな?と思うようになっていきます。
…とはいえ自分がそれをしたいわけではない。無理に変えることではないよね。自分は自分らしくいていい。
こうして自分のスタイルは崩さず、就職。
髪の長さ
私は初めての職場が幼稚園でした。周りの先生は皆、髪の長い先生ばかりでした。子どもたちは悪気なく「先生は男なの?」と聞いてきます。
私は「女の人でも髪の毛が短い人はいるんだよ」と説明しますが、それでも子どもたちの性別イメージは「男=髪が短い、女=髪が長い」なのです。
それが良いとか悪いとかではなく、もう少し視野を広めて、色々な人がいるんだという事を知って欲しいなと思っていました。
5歳の女の子の一言
その後、結婚し転職。保育園で非常勤として働くようになります。年長クラスの補助をしていた時の事。久しぶりにあの質問をされます。「先生は髪の毛短いよね!男なの?」
私が口を開こうとしたその時、その場にいたロングヘアの女の子5歳児Mちゃんが周りの子たちに「ショートって言うんだよ!私は好きだな、カッコよくて」と言ったのです。
子どもからこんな事を言われるのは初めてだったので私は驚きつつも嬉しくて「Mちゃんがこんな事を言ってくれたんです」と、お迎えの時に保護者にお伝えしたのを覚えています。
自分らしくていい
自分の知識や見解だけに縛られず色々な世界や考えに触れて、他者を理解し認められるMちゃんのような見方が広まってくれたら素敵だなと思いました。それにはやはり大人が多様な考えを受け入れることが大切かなと思っています。
男はこう、女はこう、と決めてしまうのではなく自分らしくていいし、自分らしく生きていい。
このままでいいんだ、これでもいいんだ、と思えれば子どもたちの選択肢も広がると思うのです。
全ての人が堂々と自分らしくいられますように!
Boyish NFTコレクションにはそんなメッセージを込めています。
これから
娘が産まれてから、時間をより貴重だと思うようになりました。このNFT制作を始めてから今まで受けてきたイラストや漫画の仕事は現在、ほぼストップしています。できるだけNFTコレクションにかける時間を増やしたかったからです。
これから娘と共にこのBoyish NFTコレクションも育てていきたいと思っていますのでよろしくお願い致します!
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