【第1回】大どんでん返し! 「僕」のひと夏の大冒険。 後味の悪さは必見🔍
というわけで、始まりました!始めました!
だらだら読書感想文。
記念すべき【第一回】は、
僕が"小説"に、"ミステリ"に大はまりしたきっかけの本!
道尾秀介さんの『向日葵の咲かない夏』です!!
第6回本格ミステリ大賞の候補にもなった作品です。
表紙が爽やかですね。タイトル通り、作品の舞台は夏です!
表紙だけ見たら、
「これってミステリーなの?」と思う人も多いかと思います。
大丈夫です。ミステリーです。しかも重めの(笑)
この『向日葵の咲かない夏』はめちゃくちゃ有名なので、
もしかしたら読んで知ってるって人がいるかもしれませんが、
実は"イヤミス"となっています。
"イヤミス"って何?って思った方のために説明すると、
書いて字の如く「読んでいてイヤになるミステリー」
略して"イヤミス"です。
そして、先に言っておきます。嫌な気持ちになります。
元気がある時に読みましょう(笑)
一番最初の感想から、イヤミスは良くないですね。
書きながら反省してます。
前置きはこんなものにしておいて、あらすじにいきましょう!
と、こんな感じのあらすじです。どうでしょうか?
姿を変えて「S君」が現れるというファンタジー的な要素もあります!
消えた死体の謎を追う。なんともミステリーらしいです。
ここでみなさんに思い出してほしいのですが、
この作品とあることで有名です。
そうです。この作品"イヤミス"です!
"イヤミス"要素ないじゃんって思った方。まだ早いです。
実はこの作品、物語の後半で怒涛のどんでん返しが続き、
衝撃の事実が明かされます。
そして、すごーーーーーーーーーーーーーーく嫌な気持ちになります(笑)
この作品の良いところは、「最後に畳みかける怒涛の展開」です。
どんでん返し続きで、「えっ」「えっ」「えっ」がひたすら続きます。
読んだらページをめくる手が止まらなくなります。本当に。
そして、肝心のラストなんですが、
実は読んだ人によって解釈が分かれるかもしれません。
でも、もやぁぁっとして終わります。マジで陰惨です。
救われないです。
どうでしょうか?面白そうだとは思いませんか?
【第一回】から読む人を選ぶような作品を選んでしまったなぁと
ちょっと反省していますが、本当に面白いです。
どんでん返しが好きな人。ちょっと暗めな雰囲気の話が好きな人。
是非読んでほしいなと思います!
そして、よかったらラストシーンの解釈だったり、
感想を聞かせてください!
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございます!
これからもだらだらと本の感想を書いていこうと思うので
よろしくお願いします!!
たき