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【第1回】大どんでん返し! 「僕」のひと夏の大冒険。 後味の悪さは必見🔍

というわけで、始まりました!始めました!
だらだら読書感想文。

記念すべき【第一回】は、
僕が"小説"に、"ミステリ"に大はまりしたきっかけの本!

道尾秀介さんの『向日葵の咲かない夏』です!!
第6回本格ミステリ大賞の候補にもなった作品です。

向日葵の咲かない夏 道尾秀介

表紙が爽やかですね。タイトル通り、作品の舞台は夏です!

表紙だけ見たら、
「これってミステリーなの?」と思う人も多いかと思います。

大丈夫です。ミステリーです。しかも重めの(笑)

この『向日葵の咲かない夏』はめちゃくちゃ有名なので、
もしかしたら読んで知ってるって人がいるかもしれませんが、
実は"イヤミス"となっています。

"イヤミス"って何?って思った方のために説明すると、
書いて字の如く「読んでいてイヤになるミステリー」
略して"イヤミス"です。

そして、先に言っておきます。嫌な気持ちになります。
元気がある時に読みましょう(笑)

一番最初の感想から、イヤミスは良くないですね。
書きながら反省してます。

前置きはこんなものにしておいて、あらすじにいきましょう!

夏休み直前の終業式の日。
小学4年生の主人公「」は先生に頼まれて、
休んだクラスメイトの「S君」の家にプリントや宿題を届けに行く。

チャイムを鳴らしても返事がない。
」は「S君」の家の庭に回って中を覗いてみると、
そこには首を吊って死んでいる「S君」の姿が。

慌てた「」は急いで学校に戻って、先生に事情を説明しに行く。
先生に落ち着かせられ、ひとまず家に帰ることになった「」。

そんな「」のもとに、状況を確認しに「S君」の家に訪れた
先生と警察がやってくる。

そこで先生に告げられたのは「S君」の死体が無かったという事実。
S君」の死体はどこへ行ってしまったのか…

一週間後、困惑していた「」の元に
死んだはずの「S君」があるものに姿を変えて現れる

そして告げる。
僕は殺されたんだ」と。

S君」の無念を晴らすため、
」は妹の「ミカ」と姿を変えた「S君」の3人で
消えた死体を探す冒険に出る。

と、こんな感じのあらすじです。どうでしょうか?

姿を変えて「S君」が現れるというファンタジー的な要素もあります!
消えた死体の謎を追う。なんともミステリーらしいです。

ここでみなさんに思い出してほしいのですが、
この作品とあることで有名です。

そうです。この作品"イヤミス"です!

"イヤミス"要素ないじゃんって思った方。まだ早いです。

実はこの作品、物語の後半で怒涛のどんでん返しが続き、
衝撃の事実が明かされます。
そして、すごーーーーーーーーーーーーーーく嫌な気持ちになります(笑)

この作品の良いところは、「最後に畳みかける怒涛の展開」です。
どんでん返し続きで、「えっ」「えっ」「えっ」がひたすら続きます。

読んだらページをめくる手が止まらなくなります。本当に。

そして、肝心のラストなんですが、
実は読んだ人によって解釈が分かれるかもしれません。

でも、もやぁぁっとして終わります。マジで陰惨です。
救われないです。

どうでしょうか?面白そうだとは思いませんか?

【第一回】から読む人を選ぶような作品を選んでしまったなぁと
ちょっと反省していますが、本当に面白いです。

どんでん返しが好きな人。ちょっと暗めな雰囲気の話が好きな人。
是非読んでほしいなと思います!

そして、よかったらラストシーンの解釈だったり、
感想を聞かせてください!

拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございます!

これからもだらだらと本の感想を書いていこうと思うので
よろしくお願いします!!

たき





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