【プロ野球】交流戦を終えて
2ヶ月前に千葉ロッテが首位になって喜んでましたが、
未だにまだ上位にいるのだから春の珍事ではありませんね。
先週までは首位にいましたしね(今は3位だが首位とは1.5ゲーム差)。
交流戦が終わり、本日からまたいつものリーグで試合が行われます。
現時点で千葉ロッテは60試合消化(残り83試合)。
約4割消化したところです。
成績は、32勝24敗4分けで貯金8。
下馬評では圧倒的Bクラスの中、良くこの結果を残せていますよね。
レギュラー格の荻野、石川は怪我で不在。
昨年盗塁王の髙部も、エースナンバーの二木も不在。
好調の要因はなんなのでしょう!?
打撃面から見てみましょう。
●打撃面
打率.230はリーグ3位ですが、本塁打は37で最下位。
盗塁は38でリーグ2位。基本は機動力を生かして点を取る形。
クリーンナップ(主に中村、ポランコ、井上)の打率は悲惨だが、
足の使える選手(藤原、藤岡、岡あたり)がまぁまぁの打率なのと、
盗塁をしてくれるので、何とか点を取れるという形です。
たくさんの点は取れない中、何とか勝っているということは、
守りがしっかりしてそうですね。ここも見てみましょう。
●守備面
失策が19で、リーグで1番少ないです。
ちなみに一番多い日本ハムは44。防御率1位なのにBクラスなのは失策が多いためでしょう。
千葉ロッテはその逆ってことです。
●投手陣
防御率3.10でリーグ3位。悪くないです。
何より先発陣が良く、中継ぎ抑えも良い。
先発は佐々木朗希、メルセデス、西野、種市、小島が試合を作れている。
中継ぎは西村、坂本、ペルドモが安定している。
抑えの益田は劇場するけどちゃんとセーブしている。
しっかりした投手陣なのは素晴らしいですね。
これで好調の要因は守り(守備、投手)ということはわかりましたが、
もう1つ、好調の要因として挙げられるのは吉井監督の存在と言われています。
WBCで日本代表が優勝しましたね。
栗山監督がかなり賞賛され、人柄、人心掌握が話題になりました。
吉井監督もこの辺がうまい人と言われています。
コーチングを学んでいたこともあり、
選手のやる気を出させる方法を知っています。
その結果、1軍に上がってきた選手が大活躍するケースが多々ありました。
新人の友杉、2年目の池田。
トレード組の西村、坂本も活躍してますしね。
不安要素は、選手層が薄いことです。
夏場にヘバる恐れがあります。
今までも千葉ロッテが序盤好調なときは、大体夏場に失速してます。
ソフトバンクは選手層が厚いので追い抜けるんですよねぇ。
ほんと、憎たらしいです(誉め言葉)。
これからどんどん暑くなるのでヘバりやすくなります。
コーチングだけでうまく乗り越えられるとは思いませんので、
2軍調整組が戻ってきてチームを支えてほしいものです。
千葉ロッテは2005年にリーグ優勝していますが、
当時のルールで「プレーオフで勝ったら優勝とする」となっており、
プレーオフに入る前は2位でリーグ戦を終えています。
つまりリーグ戦で優勝するのは1974年以来ありません。約50年前なのです。
今年こそ悲願のリーグ優勝を達成してほしいですね!