写真で刻む
最近始めたこと
私は、母の作ってくれる食事を、「写真で撮る」ようにしました。
今年で私は、24歳になりますが、食事は母の料理を食べさせてもらっています。とても、幸せです。
毎日、バランスと栄養を兼ね備えた、家族思いの料理を作ってくれる母。食卓にならぶ料理は、とても美味しいです。
そんな母の料理を毎日見て、日々を生きています。そんななかで、なぜ、私が写真を撮ろうと思ったのか、お伝えしたいと思います。
写真を撮る理由
当然ですが、人は、いつ死ぬか分かりません。これは、健康でないとか、体力が衰えてきたなどの問題ではありません。健康でも、命を落とすこともあります。
母も、人間です。いつかは、死ぬ時が訪れます。母が生き続ける日は、間違いなく有限です。
ある時、自分は目の前にある、母の料理が、「これが最後であるかもしれない」と感じたのです。
そう思ったら、母の料理が目の前にある奇跡を写真で残そうと思いました。
刻まれる
写真を撮ることで、その時のシーンがしっかりと刻まれます。これは、写真だけでなく、自分の感情にも刻まれると思うのです。
そして、いつもより感謝をして、美味しくいただくことができます。そして、落ち着いて食べることがきます。
写真を撮る際は、料理の配置や向きを揃えて取ります。そして、メニューにも注目します。そうすることで、脳へイメージとしても刻まれます。
今日の昼食に食べたもの、昨日の夕食に食べたものも、簡単には忘れなくなります。
母の料理は、私にとって、毎日が特別なものになりました。