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こけること、怖がってない?

人生、一番最初の記憶

保育園の砂場の山で、走っていたら、こけました。

これが、私が覚えている、一番「過去」の記憶です。

保育園の庭には、ちょうど、保育園児の身長ほどの高さのお山がありました。砂山の表面は、しっかりと乾燥し、硬い地面。非常に靴には滑りやすい環境が、整っていたんだと思います。

山を走って駆け抜けようとした自分がいました。ちょうど、その山を登りきろうとする瞬間、体がふわっと浮いた感触がしました。そして、山の斜面で足を滑らし、転びました。

自分に、とってはまさかの出来事でした。まさか、地面についた足がいうことをきかないのですから(笑)

夢中になっている自分

走ることに、夢中になっていたんだと思う。歩くよりも早いスピードで風を切るのは、とっても気持ちが良かったです。

小さいころから、外で遊ぶことは好きな方で、走ったり、砂遊びや、水遊びは、毎日していました。今日は、何を作ろう。毎日そんなことばかり、考えていた記憶があります。

砂遊びや、水遊びをするために、必要な道具を持ちに行くときは、いつも走っていました。

今の自分

あれから、ずいぶんと時間は流れてしまいました。いろんなことを学び、体験し、経験してきました。でも、想像以上にその過去の経験が自分の足取りを邪魔をします。

これは、無理か。これは、できないかも。これは、やりたいけど。そんな、結論ばかり、頭の中に飛び交います。やりたいことは思い浮かぶけど、やりだせない。

そんなときに、人生最初の記憶を思い出しました。あの時、頭では何も考えてはいなかったはずです。「山を駆け抜けたい」から「走り出した」ただそれだけ。今の自分にも、そんな感覚が必要なんじゃないかなと思います。

途中で、こけたっていいじゃない。前を向くことさえ忘れなきゃ、進める。だから、あの時のように、前を向いて、志(夢)に向かって、走りたい。

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