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巷に溢れる...ナンピンEAの真実『1話』

【ナンピンマーチンEAの真実】ロスカ無し!EAは破綻しないのか?


こんにちは、たっくんです。

SNSで「EA」と検索すると無料のナンピンマーチンEAは山ほど出てきます。

大体が.… 月利○○%、爆益、ロスカなし!

を謳い文句にしているものが多いと思います。

このような情報に触れ、ナンピンマーチンEAを稼働してみたものの

破綻してしまったという人も多くいると思います。

中には「1年破綻無し」という情報を決め手に稼働したのに、

破綻してしまったという人もいるのではないでしょうか?

1年破綻無しなのに原資回収できずに破綻してしまった。

インチキなのか…..? と思ってしまうかもしれませんが、

インチキではないとたっくんは思っています。

もちろん、自動売買開発者が特定の場所を手を加えてピンポイントで

エントリーしないようにバックテストを偽装するといったことが

可能のようなので、そのような処理をしているのは

インチキだと言えるかもしれません。

それを抜きにして、

1年間破綻のないEAを作ることが可能かどうかというと可能だと思います。

しかし、、、

1年破綻なしだからといって全然破綻しないEAなのかというと

そうではないと思います。

ナンピンマーチンEAは損切がありません。

代わりに小さいロットでエントリーし、

逆行した際に、さらにエントリーしていくことで平均取得単価を下げ、

利益を出しやすくしています。

最初に小さいロットでエントリーする以上、

1回に対する利益はそんなに大きくありません。

そうなるとある程度、取引回数が必要になります。

月利30%以上のEAとなると少なくとも年間2000回以上は必要かと思います。(今のところ月利30%以上のEAで年間2000回以下は見たことがありません)

ナンピンマーチンは上昇トレンド中にショートしていても、

押し目で利確できることがあります。

10pipsごとにナンピンするEAがあったとして、

1pipsずれただけで利確できないことがあります。

例えば、、、

ナンピン後に9pips上昇し、押し目を付けるがわずかに利確に

必要なpips数が足りずに上がっていってしまった場合です。

ギリギリで利確している場所を見つけて、

最初のエントリーの次のローソク足からEAを稼働する設定にして

破綻するか実験したことがあります。
(時間設定で次のローソク足の時間からエントリーするようにする)

そうすると破綻したり、含み損が大きくなったりということが

起こりました。

取引回数が多いとどうしても、そのような相場に遭遇する

可能性は高くなると思います。

1年破綻無しEAでも、そこまでは確認できていないと思います。

これだけが原因で1年破綻無しEAでも破綻するということではありません。

そもそも1年前と全く同じ相場ではないので破綻することはありえますが、

1番見逃しがちな部分だと思ったので紹介しました。

そして、1年破綻無しEAは信用ならないということではなく、

EAを稼働する際に大事なのは

“ 破綻のないナンピンEAはない ” ということです。

それを踏まえた上で上手く稼働停止をしてトータルで勝つことが

重要だと考えます。


最後までご覧いただきありがとうございました!

次回は指標時の稼働停止について書いてみようと思います。

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