夢とは
この世界には夢が溢れている
特にSNSが発展したこの世界では。
だがしかし、実際はどうなのだろうか。
「将来の夢は何?」と
保育園、小学校、中学校、、、、
ありとあらゆる場所で「将来の夢」について
聞かれてきた。
あなたもこの様な経験はあるのではないだろうか。
あたかも「将来の夢」をみんなが持っていて
不良品かどうかをその質問で選別しているように。
だから小学生の「僕の将来の夢」という作文が
決行されるのではないか。
あれに一体、どんな意味があるというのだ。
大人になって「夢」を語ると
「そんな夢 叶わないよ」だとか
「まだそんな夢みてるの?」だとか
こんな言葉が溢れている世の中で。
小さい頃は
夢を持つものが「正義」
夢を持たぬものが「悪」という風潮は
いつしか
夢を持たぬものが「正義」
夢を持つものが「悪」という風潮に
成りかわってしまう。
僕が子どもたちに「将来の夢は?」と
聞く頃には
僕が「夢」を語ることは
固く禁じられているようである。
果たして「夢」とは「誰」のための「何」なのだろうか。