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『世界一やさしい「やりたいことの見つけ方」』感想メモ

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』の感想メモ


就活でも転職でも、趣味やサークル、その他活動において、
自分がこうしたい、こうなりたいといったことを
「大事なこと✕得意なこと✕好きなこと」の3つの軸で知ることができる。

これら3つの軸を定めるにあたって、質問が用意されていて、特段悩まずに自己分析ができて、たいへん役立った。

他人軸ではなく、自分軸でブレない思考を持つことができるだろう。

この本で自分の価値観を決めて、就活などに生かしてみたいと思った。


大事なこと

大事なこととは価値観のことで、自分の理想を示す方向である。

今まで自分の大事なことは定めずに、バイトをしてお金を稼ごうとか、大学で勉強して手に職をつけようとか、漠然と周りのことをこなしていた。

ただ、これらの方向を定めないと、
ダラダラと仕事をしてしまい、幸福度につながらない。

大事なことは簡単に見つけられる。


価値観は、過去の印象に残ったことに反映されやすい。

そして、知らずとも他者に影響を与えようとするものが価値観である。


というのが価値観のざっくりとしたまとめで、どんな人にも印象に残っているものや他者に影響を与えようとしていたことはあるだろう。


得意なこと

得意なことがもっとも誤解してしまう人が多いと思う。

得意なことは「スキル・知識」ではなく、
「成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン」である。

プログラムを書いたり、数式を解いたりすることが他者とは違う得意なことと思っていたがそうではなかった。

自分のスキルを活用することを目的にすると、つまらなくなってしまう。

他者とは違う無意識に考えてしまうことを思い出してみよう。


好きなこと

好きなこととはは「興味・好奇心を感じる分野」である。

すべてのことに「それは役立つのか?」と問いただしてはいけない。
合理的に役立つことをしか、してはいけないように感じるからである。

好きなことは、合理的なことを無視し、
もっとやりたいこと、今までで楽しかったことを考えていこう。



日本は裕福なのに、世界幸福度ランキングでは上位に登れないのは、
これら3つの軸がしっかりしていないからだろうと思った。

ただ、金持ち・有名人になったとしても、幸福になれないのは、目的がなく利益に注目してしまうためだ。

大事なこと(価値観)を土台として、
自分の人生の目的を考えていこうと思う。

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