【今日は残りの人生の最初の１日です】

Today is the first day of the rest of my life.

僕は現在、37歳であります。

この文章を読んでくださっているアナタは
一体何歳なのでしょうね？

別に何歳でも全然かまわないんですけどね。

周りの人を観ていると色んな年齢層の人が
居ます。
今は介護の仕事をして居たりもする関係で
上は95歳、下は20代前半まで
様々な方々が集まって居ます。

91歳のおばあちゃんが、85歳のおばあちゃんに
『アナタはまだ若いからいいわね』って
言うんです。面白いでしょう？

そうかと思うと26歳の女の子が
『私ももうアラサーだからなぁ』とか
言ってたりもします。ねぇ（笑）

【もう】とか【まだ】とか
よく分からなくなって来ますよね。

しかし、確かに言える事があります。それは
今日がアナタの残りの人生の
最初の１日だという事。

僕は健康的にですけど100歳まで生きられたら
いいなー、とか本気で思ってるんですよ。

コレを言うと大抵『いや〜、それはいらんわ〜』
って共感されないんです。

なんでかね？

それぞれの年代に脂（あぶら）の乗っている
瞬間があると思うんだけどなぁ。

みんな25歳過ぎたら『もう歳だから』とか
言い出したりして。

まだ何にも始まってないんじゃないかと
思うんだけど（笑）

もしかして死神の目でも持ってるのかな。
あと5年か10年くらいしか寿命がないとか
知ってる様な口振りだけども。

今、20歳の人は『俺は無敵だー！』とか
思ってるんだろうか。それとも
『まだ20歳だよ…』みたいな感じなんだろうか。

僕はめちゃくちゃ馬鹿だから
20歳の頃なんて世界征服できる！、くらい
思っていたかも知れない。

世界征服してどうすんだって話だけど（笑）
大体、世界征服ってなんだよって。
ショッカーかッ！（古い）

でも、37歳になっても気持ちだけは
ムダにデカくて、変わんないなぁ〜とは
思いますね。

いつでも『今が一番いいわ』とか思う。
あの頃は良かった、なんて思った事ない。

だって、ずっと知識とか蓄えて来てるし
多分、今が過去一で賢いもんね。

で、40代になったらまたパワーアップする
だろうし
50代なんか多分一番、男の花盛りなんだろうし
60代も何だかんだで味があっていいし
70代も80代も楽しそうだし。
90代とかどんな境地なんだろうね。

結構、毎日90代の人に会ってるんだけど
身体は思う様に動かないとしても
知恵というかそういうモノはやっぱり
流石ですもんね。

100歳越えた人には現実世界では会った事
ないけれど
本とか読むと随分元気そうだし。

みんな、年齢であきらめてる事って
ないですか？

もう30代になったから、いい加減
夢を追いかけるのはやめよう、とか。

40代になったから、もう現実的に
常識的に生きていくコースかな、とか。

まぁ、どう考えるかは個人の自由ですから
正解とか無いと思うんですが
年齢は正直、何も関係ないな、と思いますね。

勿論、分野によっては年齢制限が
設けられているモノもあって
プロにはなれないとかそういうのは
あるんでしょうけど。

40歳の時点で、昔、薄っすらと
思い描いていた自分に到達してなかったら
すごい落胆して人生をあきらめちゃったり
する人も居たりしそうだけど。

僕なんか、遅咲きの偉人を探して
その人生を調べる趣味とかもあるけど

50歳とか60歳とかから無敵モードに
突入する人も沢山居ますよ。普通に。

やなせたかしさんがアンパンマンを
生み出したのは50歳の頃ですよ。

しかも、その時は不気味がられて
全然認めてもらえなくて

アンパンマンがほんとうに大ブレイクしたのは
1988年にアニメ化されて以降で
やなせさんは69歳とかでした。

アンパンマンって総売上でいうと
マリオもガンダムもワンピースも遊戯王も
超えてるんです。すごいねー。

ね？

遅咲きも遅咲き。
やなせさんは94歳で亡くなりますが
アンパンマンがバン！とヒットしてから
25年後に亡くなったと。

もしかして、この文章読んでいる人で
25歳以下の人とか居るんじゃないですか？

人生って色んな考え方が出来るんですよ。

20代前半で超有名人になって
30代手前で自分で命を絶った人とかも
山ほど居ますからね。

もう好きにして〜〜って感じ。

90代になってからプロの絵描きになったり
プロの小説家になったりした人も
いっぱい居るんですよ。
それで世界的な人になった方も居ます。

僕はいつの年代も、その年代ごとの
最強があると思いますね。

だから、超だらだらしてもいいと思うし
突如として、笑うほど本気出しても
いいと思うし。

なんかね、題名からはじまって

今日がアナタの残りの人生の最初の１日だ！

とか、メメント・モリ感漂う雰囲気を
ふわっとさせたのだけど

別に僕なんかは死について
全然意識しない訳です。

のーてんき馬鹿野郎ですから（笑）

そう言いながら、20代の半ばとかは
あんまり思い出せないけど
ムダに焦燥感に駆られていた時期も
あった気がするんですよね。

でも、もうその悲劇のスター感も
飽きちゃって（笑）

役に飽きちゃうんですよ。
いくら王子様役だったとしても
ずっと王子様だと飽きませんか？

たまにはヴォルデモートとかやってみても
いいな、とか。ねぇ。

必殺！ペルソナはがしッッッ！！！

色んな事やってさ。
馬鹿な事も、大真面目な事も。

素敵な悪魔になったり、無駄な天使になったり、
毒を皿まで喰べたり、人間の聖になったり、
泥を沢山吸い込んで大きな蓮の花になったり、
井の中の蛙（かわず）になって
井戸がどこまで深いか潜り続けていったら
ブラジルに出たり。

それでいいんじゃないかと思うんですけどね。

何歳だから遅いとか
何歳だから早いとか
無いと思いますよ。

あんまり内容が無いですが
今回はここまでです。

ありがとうございます。