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【病み、からの生きている事への感謝】
※先に書いて置きますと
今回はただの僕の完全な雑談でしかなく
皆さんに役に立つ情報は皆無です。
僕が僕の気持ちを整理する為に書く
走り書きみたいな記事です。
(それも書いた後、ゴミ箱に捨てるやつ)
インフルエンザ、熱は引きましたが
完治とはいきません。
変な咳が未だにコンコンと出ます。
4日くらいは38度以上の熱に悩まされて
それは抜けたんです。
こうやってたまに病むと
健康の如何にありがたいかを知るという。
満足に息ができる事、目が見える事、
耳が聴こえる事、においが嗅げる事、
手足を動かせる事、食べ物が食べられる事、
雨風をしのぐ家がある事、着る服がある事…
もっともっとと
どうしても求めてしまうんですよね。
まだ足りない。まだ足りないって。
今回のインフルは僕に内省させてくれましたね。
僕は結構、野心が強いタイプだと思うんです。
物欲は無いんですが。
でも、なんかこう要らない(?)
野心があるなあ、と思います。
自分の殻に閉じ籠もりがちな人間の野心なんて
ロクなもんじゃないんです(笑)
それを分かりながらも、何かを達成したいと
いう衝動には常に駆られている様な感じ。
だけど、馬鹿ですから
考えがまとまらないんです。
うん。というか多分、考えなんて
一生まとまらないんですよ、きっと。
行動しないとまとまるモノもまとまらない。
僕もいい歳になって来ました。
この先の身の振り方を考える事が最近
多いです。
仮に明日死んで、後悔はないか?
と問われたら
正直、後悔の山です。
とてもじゃないですが
死んでもらっては困ります(他人事?)
僕は子どもの頃からあらゆるエンタメが
好きでした。
最初は絵を描く事でした。
それはホントに小さい頃から
趣味というか。。
子どもですから趣味とかそういう認識でなく
ずっと何かを描いてましたね。
そして、何かの図鑑を観て
車にハマったり、恐竜にハマったり。
読書も好き。純文学小説が特に好きです。
そして、周りの多くの子ども達と同じ様に
アニメ、特撮ヒーロー、そして
映画にもハマっていきました。
僕の小さい頃の夢は映画監督でした。
そこから音楽にハマった。
写真も好きだし、動画編集にもハマった。
演劇もいいな、と思いました。
お笑いもいいな、と思います。
バラバラと色んなモノにハマり、
一応、オタク気質ですから掘れるだけ
掘るんです。
ある程度掘ったかな、というところで
他に興味が出てくれば移行する。その繰り返し。
けど、最初の夢だった映画監督を
中心になんか据えて考えてみると
割と、絵も音楽も文学も写真も
動画も演劇もお笑いも
僕にとっては地続きなんですよね。
同じというか、共通項が透けて見えるというか。
ですから、何の分野のどの知識を付けても
何をやっても
すべての点はいつか線で繋がる様に
なる日が来るんだろうなって。
僕はデータマンで、ハマった分野の有名な人の
名前とか作品名とか発表年とか
なんかそういうのをチクチクと記憶していく
タイプなんですけど
流石に最近は容量オーバーになっていて
溢れちゃってるんですよ。
つまり、忘れていってるっていう(笑)
昔、当たり前の様に出て来ていた
あの作品名やアーティスト名がスッ、と
出て来ない。
これは歳のせいではないと思うんですよ。
まぁ、イメージは出てくるので
時間かけてスマホで調べたら
すぐ判明するんですが。
でもね、最近はそういう細かい情報なんて
あんまりいらんなぁ、って
なって来ましたね。
ほら、〇周年記念!とか迎えてる
アーティストの人がそこら中に居る
じゃないですか。
すごいなあ、と思いますね。
続けていてえらいなって。
黒澤明監督がある動画の中でね。
『とにかく、作品を完成させましょう』
と言うんです。
『脚本を書きなさい』って。
作業をする癖を付けるんですよね。
そして、大きな事は考えない。
なんかいきなり始めからとてつもない傑作
作るぞ!とか肩にちからが入るから
「う〜ん」ってなる訳だから。
誰かの真似から入っても
くだらない何か僕の今日の1日をスラスラ
ノートに書き出して
そこから話を膨らませてもいいし。
難しく考えない事ですよね。
黒澤監督の師匠の成瀬(なるせ)巳喜男監督の話が
出て来てですね。
ある時、黒澤監督が成瀬監督のところへ
暇を潰しにいったら
成瀬さんは話をしながら
手元で鉛筆を走らせている。
紙に何かをずっと書いている。
ですから、それを見せてもらったんですって。
そうしたら
「何か部屋がある。
そこに誰かと誰かが居る。
そして、何かを話している」
それだけ書かれてたんですって。
でもね、これは笑い話として監督は
出した訳ですけれども
黒澤監督もそして僕も
ほんとうの意味でこれは全然笑い話でも
何でもないって解ってるんです。
みんなここから始まるんです。
なんせ、ほとんどの人が始めないんですから。
ああ、部屋があるんだな。
そこに誰かと誰かが居て、二人で
話しているんだな。
これで、無から有になった訳です。
まだボヤッとはしてますが
このままそこに色々と代入していったら
本は完成に少しずつ近付くんですから。
でも、絵を描くでも、曲の歌詞を書くのでも、
映画の脚本書くのでも、
実際の経験は沢山あったほうが有利に
決まっているんですよ。
だって、そうしたら簡単にその場所とか
誰かと誰かのところに
パッ、とすぐ何かを入れられますからね。
そういう意味で、僕は人生経験が
圧倒的に足りていないな、と思います。
芸術作品はそれなりに探究して来たけれども
肝心の実生活ですよね。
自分の中に無いモノは出せませんから。
そういう意味では人付き合いってのは
ある程度、やっぱり要るなぁと思います。
苦手なんですけどね。
まぁ、あえて苦手な人に近付かなくても
いいのかも知れませんが。
僕は苦手じゃない人からも距離を
置いてしまうから。
その辺、人と関わるとすごい消耗するんですけど
得るモノもデカいんですよね。
僕の場合は、すぐパッ、と作品が出来ますよ。
なかなか人に近付かないですが
会話するとアイデアがパパパッと出ます。
そこは今まで蓄積している芸術の知識と
現実の経験が即座に結び付いて
昇華されるんでしょうねぇ。
だらだらと自分語りをしましたが
何って
2025年は人付き合いをいつもより
積極的にやってみようという訳です。
人の波の中にあえてジャボンと
入ってみて
プカプカ浮かんでるだけでも
何かは起きるんじゃないかと思って。
わらしべ長者的な感覚ですね。
最初は藁(わら)を1本持って。
そこに飛んできたハエを結んで。。
みたいな。
これが一体何になるの?、みたいなね。
あんまり先を考えるとツライし面倒くさいから。
藁だぁ!ハエだぁ!って
その一瞬一瞬を噛み締めて
楽しむ感じでやっていこうと思ってますね。