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【『ロック・オペラ』を作りたい】(其の壱)〜初めての夜〜

音楽がやりたい。

これは嘘偽りのない僕のホンネです。

で、この話は最終的には『ロック・オペラ』に
繋がっていくんですが

取り敢えず、いきなり大きな事から
書き始めたら挫けそうな気がしますので
小さなドミノを倒す感覚で
ちょっとずつ頭の中のモノを出したり
整理する為に書いていく予定です。

〜〜〜

ライブドアブログで6年くらいノロノロと
雑記ブログを続けて来たのですが

心機一転、何もかも変えたくなって
『note を書こう!』と思ったのですね。

このnote は、もう少し分かりやすく
読者のニーズがありそうな
HOW TO的なブログに組み立てていこうと
思って居たのですが…

性格的に無理でした(笑)🤣💥

自分で言うのもなんですが、僕はかなり
芸術肌タイプで、それこそ四六時中
意味の分からない事ばかり考えている様な
人間なんです。

一応、ギリギリ文才はあるみたいで
小さい頃から作文の賞など
よく貰っていました。

けれど、どうも形式張った四角四面の様な文章や
説明を書くのは苦手なんです。

そういう働き方も人生も、嫌。

そんな僕は当然ロックにハマる訳なんですねぇ。
ただ、僕が音楽に目覚めるのは平均的な感じで
いくと非常に遅くて
18歳とかその辺からなんです。

それまでロックどころか
流行り歌すらロクに聴いて居なかった。

辛うじて耳にしていたのは所謂(いわゆる)
アニメや特撮作品の主題歌であるとか
有名な映画のテーマ曲とかそういうモノのみ。

脱線するのは僕のお家芸なのでズンズン
ズレますが

僕が音楽に目覚めたキッカケとなる
出来事があったんです☺️🎉


信じてもらえるか分かりませんが
一応書いてみますね。

曲が降ってきた夜。


あれは、そう。18歳の頃。
近所のスーパーの品出しバイトをして
いた時の事です。

退勤時間は午前0時。
そこから自転車で帰宅するという日々。

田舎の一本道で人通りもほとんど無い。
店と家のあいだは約15分程度。
たまに知っている歌をふんふん♪と口ずさむ事
もありました。

そんなある日。
いつもの様に午前0時にタイムカードを押して
自転車を走らせていた僕。

その日はやや疲れていて
多分何も考えずにボケーッと暗い夜道を
ゆらゆら走って居ました。

すると…
突如として僕の頭の中にメロディーが
鳴り出したのです😮🫧


それは僕の知らないメロディーでした。
知らないので『思い出す』みたいな感覚では
ありません。

しかも徐々に思い浮かんでくるというのでも
なくて
何かを『インストール』する様な感覚に
近いです。

ブイーン、ポンッ。終了。みたいな?

あまりに突然の事だったので
『何、コレ?』と思いました。

そうして、僕の頭の中に入ったその何かを
確かめる為に
それを口ずさんでみたのです。

するとそれはメロディーである事が分かり、
当時の僕にはそんな事は理解出来て
居ませんでしたが

Aメロ、Bメロ…(あ、この曲はBメロがないな)
サビメロ、そしてご丁寧に中間部の俗に言う
Dメロみたいなモノがありました。

これらは僕が考えた訳ではなく
突如、どこからか降ってきて一気に僕の頭の中に
入ったきり
記憶からは消えませんでした。

この曲は正式に作品として
どこかで歌ったりした事は
未だにありませんが
(音楽仲間に歌って聴かせたりはしました)

レコーダーに録音したりしなくとも
今でも普通に記憶して居ます。
18年以上前の話なんですけどね。

随分後になってからですが、ビートルズの
ポール・マッカートニーが
夢の中で『Yesterday』を聴いて
朝、目が覚めた後もメロディーを覚えていて
側(そば)にあったピアノで弾いて確かめた後

『うわぁ、傑作だ…!』と喜んだ、と。

けれども、音楽をたくさん聴いていたら
過去に何処かで聴いた曲を忘れていて
それを何かの拍子に思い出しただけ、

みたいなパターンってありますから
ポールも最初はそれを疑って
バンドメンバーを始め
周囲のあらゆる人に『Yesterday』のメロディー
を聴かせまくったそうです。

でも、ジョン・レノンを始めとして
全員が『それはポール、…キミの曲だよ』
と言った事でやっと自分の曲にする事にした、

というエピソードと出逢いまして。

なんか、似てる?🤨

と思ったモノです。

勿論、当時の僕はそんな事を疑う知恵や知識すら
何も無い
音楽もマトモに聴いてすら居なかった人間
でしたから

のんきに構えて居たのですが。

『やった!メロディーが降ってきたぞッ!!』
とすら思いませんでしたね。

しかし、何だか面白いな、と思ったのと

『コレってどうにかカタチに出来ないもんかなぁ』
🤔

とは思ったんですよね。

結局、そこから僕の音楽人生が始まって
いく訳ですが

長くなって来たので今回はここまでです。


























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