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救急看護ってどうやって勉強したらいいの?という問題

どうやって勉強したらいいのか

新人で救急領域に配置される方も少ないかとは思いますが、春の配置換えで「げっ救急・・・」となった方も多くいるのではないかなと思います。
一般病棟から異動されてきた方から言われるのは「救急外来での患者さんのみかたが分かりません。。。」というものである。
ずっと救急にいると違和感がないのだが、一般病棟からくると混乱するらしいですね。そこでポイントを少しお話ししようかと思います

ABCの安定化と症状から紐解く

救急外来ではまずは気道・呼吸・循環の安定化を図ります。酸素が低いなら酸素投与、血圧が低いなら輸液・・・という感じです。
なので、まずは気道、呼吸、循環を評価します。そして、症状から何が起きているか考えていきます。

ここでおさえていてほしいのが、症状から致死的な疾患、病態をまずは想起する。例えば胸痛ー心筋梗塞、狭心症、大動脈解離・・・のようにします。
なので、「症状」から「考えられる疾患・病態」の引き出しを作るようにしましょう。

これだけ出来たらあとは繰り返し実践です。といっても救急外来の流れが理解できないという方にはこれがおススメ

救急看護ポイントブックは、緊急度判定や症状から考えられる病態がチャートのようになっていて救急外来必携です。
チャートでわかる救急看護は、エキスパートの目線で患者さんの流れに沿って、思考や先回りのことを読み解くことができます。結構おススメです。

救急看護進めていくと面白いですよ。今度は救急外来での看護について少しお話ししてみましょうか。


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