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2024年槇川秋の収穫祭

こんにちは。
うわじま市民ライター2024、たっきぃさんです。
11月10日(日曜日)に宇和島市津島町槇川で開催された、槇川秋の収穫祭に家族で出かけてきました。
出店されていた方にお話を聞いてみました。

かわたのお米屋さん

川田秀利さんはれんげ農法を行い、お米を育てています。
槇川で米づくりをはじめて15年ほどになるそうです。

れんげ農法とは、秋に田んぼにレンゲの種をまき、春に花を咲かせたレンゲをすき込む(土と一緒に耕し肥料とする)農法です。レンゲには空気中の窒素を根に取り込む「根粒菌」が宿っており、土壌に窒素成分を補給することで、稲を元気に育てることができます。

山中のため害獣が多いのか、槇川の田んぼのまわりには電気柵が張られています。

収穫祭前の9月、川田さんにお米づくりについてお話を聞くと、

「田んぼのまわりの電気柵はイノシシ🐗よけに張っているけど、イノシシの毛は電気を通さないから鼻先とかに当たらないと効かんのよ。柵の下を掘ってもぐりこまれたらアウトやね」
「去年は年間で190袋以上売れたから、今年も豊作やといいけど」
と話してくれました。

川田さんの作っているブランド清流れんげ米と、
川田さんの奥様

楽しみにしていた収穫祭。
ですが、今年はお米が不作だったようです。
当日、川田さんの奥様に話を聞くと、

「今年はね、暑さが続いたのとカメムシの異常発生でお米があまりできなかったんですよ」
「選別にかけたらほとんどなくなってしまって」
とのこと。

川田さんは、
「今年は特に貴重なお米だから、ぜひ買っていってください」
と話してくれました。

イノシシなどの害獣だけでなく温暖化による影響や害虫もあり、今年の米づくりは本当に大変だったようです。

筆者もれんげ米を購入
れんげ米のおにぎり🍙の試食。
美味しくいただきました。

れんげ米は好評で、残念ながら今年のお米は予約分で完売したようです。

かわたのお米屋さんのLINEページはこちら↓
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=666qxkdy

手づくりとうふコレサワ

手づくりとうふコレサワ

次は、手づくりとうふコレサワさんへ。

お話を聞いてみると、

「お店を始めて31年くらいになります。おかげさまでやってます」

どこかに商品を卸してはいないそうで、

「ご近所への配達やここでの販売でやってます」
と答えてくれました。

ここではとうふと豆乳を購入。
弾力がありしっかりとした、美味しい田舎とうふです。

この日はヒオウギ貝の焼き物とおからの煮物も出ていました。

里いも・さつまいも掘り体験

いも掘り体験会場の様子
泥だらけになったけど頑張ったよ。

そして、家族も楽しみにしていた里いも・さつまいも掘り体験へ。
子ども達も、泥だらけになりながらがんばって里いもを掘りました。

たくさんの出店

会場の様子

その他に、地元でとれたはちみつ🍯や焼き鳥、石窯ピザ、豚バラ串、イカ焼き🦑、唐揚げ、たい焼き、巻き寿司などたくさんの出店があり続々と人が訪れていました。

槇川の田んぼ

天気予報は曇りのち雨でしたが、日中は良い天気に恵まれ家族で楽しく過ごせました。

次は、4月のれんげ祭りが楽しみです。

春のれんげ祭りの様子

追記
2024年を最後にかわたさんは米づくりを引退し、後継者の方に譲られるとのこと。
れんげ農法は手間がかかりすぎるので行われなくなるようです。

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