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【合格体験記】令和6年度宅地建物取引士資格試験について

本日、令和6年度宅地建物取引士資格試験の合格発表がありました。

・合否判定基準
50問中37点

・合格率
18.6%

私は自己採点で45点だったので、お昼ご飯を妻と食べながらスマホで確認して無事合格でした。

それでは、私の合格体験記を書いていきます。


使用したテキスト

1.みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度

アマゾンで2024年1月25日に購入しました。

私は、完全独学・法律初学者の初受験なのでネットなどで情報を集めてこれが人気があったので年初めに購入しました。

結論から先に言うと、個人的にはお薦めしません。

非常に分かりやすいので私のような法律初学者のスタートには良いのですが、網羅性が低いです。

過去問を解いていると、こちらのテキストでは見たことが無いような設問が何度かあり、出版元に問い合わせもしました。

この後紹介しますが、「どこでも宅建士 とらの巻」がコンパクトにまとめられているのに網羅性が高いのでお薦めです。

時間をしっかり確保できる方なら、「出る順宅建士 合格テキスト」が良いと思います。

2.みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度

アマゾンで2024年2月4日に購入しました。

「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」を読んでいるだけではつまらないので、こちらを購入して実際の問題を解きました。

これはやって良かったんですが、宅建試験ドットコムに過去問は25年分載っているので、無くても良かったかなって思います。
(この時は、まだ宅建試験ドットコムの存在を知らなかったのです)

ただ、分野別に問題を解けるので最初の内は持っていても良いのかなって思います。

お金を極力かけたくないって方は必要ないと思います。

3.2024年版 どこでも宅建士 とらの巻

アマゾンで2024年7月18日に購入しました。

これは、行政書士の棚田先生がYoutubeで紹介していたので購入しました。

個人的には、これがとても良かったです。

「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書」には載っていなくても、こちらには載っているケースが多かったです。

本番の試験では、当然見たことも聞いたことも無い用語が何個か出てくると思います。

ですが、こちらの本ならかなりカバー出来るので、安心して試験に挑めると思います。

テキストは、「とらの巻」か「合格テキスト」のどちらかが良いと思います。

4.2024年版 出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集

アマゾンで2024年8月1日に購入しました。

過去問をやりすぎて問題を覚えてしまっていたので、オリジナルの問題をやりたいと思って購入しました。

時間があまり無い方はやる必要が無いと思います。

私は3周くらいやりましたが、この本を買って良かったって感じはあまり無いです。

5.2024年版 出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555

アマゾンで2024年8月20日に購入しました。

これも、行政書士の棚田先生がYoutubeで紹介していたので購入しましたが、個人的には要らないと思います。

私は2周したくらいでほとんど使いませんでした。

ここで書かれている事は、とらの巻・合格テキストにほぼ書いていますし、この本をやるくらいなら過去問とか予想模試をやったほうが力がつくと思っています。

時間が有り余っていて、もっと勉強したいって方以外は時間が勿体ないと思います。

6.みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集 2024年度

9月に本番形式の模試をやりたいと思い、書店で購入しました。

難易度は、この後に紹介する「2024年版 出る順宅建士 当たる!直前予想模試」より低めです。

模試は、合格基準点を超える事を目的に使う事よりも、自分の苦手分野・弱点分野の洗い出しに使うべきだと思います。

私は、模試をやる時は図書館に行って、付属のマークシートを使って時間を測ってちゃんとやりました。

こちらの模試の結果は、以下の通りです。

第1回
合格基準点:35点
得点:41点

第2回
合格基準点:34点
得点:39点

第3回
合格基準点:36点
得点:38点

⇒第3回の模試で権利関係の代理がちょっと弱いなって確認できたのが良かったです。

第4回
合格基準点:37点
得点:44点

7.2024年版 出る順宅建士 当たる!直前予想模試

アマゾンで2024年9月11日に購入しました。

「みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集 2024年度」をやった後に、やりました。こちらのほうが難易度が高いと思います。

過去問では問われたことが無い問題がチラホラあって癖があるので、得点自体はあんまり気にせず、やはり自分の苦手分野・弱点分野の洗い出しに使うべきだと思います。

LECさんのサイトに回答を入力すると、自分が模試受験生の中でどこに位置しているのか分かるので、こちらの模試はやったほうが良いと思います。

判定は、一番上が「S」判定で、その後は「A」・「B」・「C」だったと思います。私は一度も「S」判定を取ったことが無いですが、全然気になりませんでした。

繰り返しになりますが、模試の一番の目的は、自分の苦手分野・弱点分野の洗い出しです。

本番で一番良いパフォーマンスを発揮するために模試はやるんです。

時間があまり無い人は、「みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集 2024年度」よりも「2024年版 出る順宅建士 当たる!直前予想模試」をやったほうが良いと思います。

第1回
合格基準点:37点
得点:42点

第2回
合格基準点:36点
得点:39点

第3回
合格基準点:36点
得点:37点

⇒第3回の模試で宅建業法の35条書面のところの記憶が曖昧である事が確認できたのが非常に良かったです。これは本当に良かったです。

宅建業法が10点しか取れず、もう試験まで一か月を切っていたので、ちょっと焦りました。

第4回
合格基準点:34点
得点:38点

模試は本試験より難易度が高めです。

模試で合格基準点を毎回超えていれば、油断は出来ないですが、自信を持って本試験に挑んで欲しいです。

使用したサイト・SNS

1.宅建試験ドットコム

過去問はこちらで良いと思います。

過去25年分が掲載されていて無料で使用できます。

紙媒体じゃないと嫌なんだ!っていう方以外は、こちらで過去問を解いたらいいと思います。

私は、こちらのサイトで過去問の正答率が95%以上になるまでやりました。

2.棚田行政書士の不動産大学

「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」のテキストを読みながら、イメージがつかみにくいところは「棚田行政書士の不動産大学」でイメージを掴みました。

棚田先生は実務上の話もしてくれるので、とても分かりやすいです。

私も8月くらいまでは棚田先生の動画をよく見てお世話になりました。

勉強期間・総勉強時間

勉強期間は、今年の1月から試験前日までです。

総勉強時間は、ざっくりで申し訳ないですが150時間くらいだと思います。

月別の勉強時間と内容は以下の通りです。

2024年1月

勉強時間:70分(1時間ちょっと)くらい

勉強内容:「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」を読書感覚で毎日10分程度読むだけ。

2024年2月

勉強時間:300分(5時間)くらい

勉強内容:「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」を読書感覚で毎日10分程度読んだり、「みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度」で数問解いたりしていました。

正直、「まだ勉強始めるのん早くね?」って思ったのでほとんどやっていませんが、毎日5分でもいいので宅建の勉強をしていました。

2024年3月

勉強時間:300分(5時間)くらい

勉強内容:「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」を読書感覚で毎日10分程度読んだり、「みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度」で数問解いたりしていました。

引き続き、「まだ勉強始めるのん早くね?」って思ったのでほとんどやっていませんが、毎日5分でもいいので宅建の勉強をしていました。

2024年4月

勉強時間:15時間くらい(1日30分くらい)

勉強内容:宅建業法の分野が一通り終わったので、宅建試験ドットコムで宅建業法の過去問を解く。

宅建試験ドットコムで宅建業法の過去問を解くことをメインにやっていましたが、法令上の制限も「棚田行政書士の不動産大学」で見始めました。

2024年5月

勉強時間:15時間くらい(1日30分くらい)

勉強内容:「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」と「みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度」を使って、法令上の制限に取り掛かる。宅建試験ドットコムで法令上の制限の過去問を解く。

宅建業法も忘れないように時々過去問を解いていました。

2024年6月

勉強時間:15時間くらい(1日30分くらい)

勉強内容:「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」と「みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度」を使って、権利関係に取り掛かる。宅建試験ドットコムで権利関係の過去問を解く。

棚田行政書士の不動産大学」も見て、理解を深めました。

2024年7月

勉強時間:15時間くらい(1日30分くらい)

勉強内容:「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」と「みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度」を使って、権利関係を引き続きやっていました。あとは、税・その他と5問免除にも取り掛かる。

6月同様に、「棚田行政書士の不動産大学」も見て、理解を深めました。

2024年8月

勉強時間:15時間くらい(1日30分くらい)

勉強内容:ひたすら宅建試験ドットコムで全分野の過去問を解く。過去問に飽きたら、「2024年版 出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」と「2024年版 出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555」で勉強していました。

8月は中弛みで、ダラダラ勉強していました。

で、見たことない問題等は、「とらの巻」を使って復習しました。

2024年9月

勉強時間:40時間くらい(1日1時間ちょっとくらい)

勉強内容:「みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集 2024年度」と「2024年版 出る順宅建士 当たる!直前予想模試」で、模試をやりながら、「とらの巻」を使って復習。

9月はとにかく模試をやっていました。

模試をやる日は、図書館にいって2時間模試をやって、1時間採点と復習って感じでした。模試をやらない日は30分程度の勉強って感じです。

2024年10月

勉強時間:10時間くらい(1日30分程度)

勉強内容:過去問やったり「とらの巻」を読んだり、「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度」を読んだりしました。

10月はほとんど勉強していません。

というのは、子供の運動会が10月の日曜日に連続してある事が9月の末に判明し、もう受験出来ないと思ったのでほとんど勉強していませんでした。

ただ、直前になって午前中で運動会が終わることが分かったので、試験は受ける事が出来ました。

良くも悪くも9月でほぼ勉強を終えていて、10月はもともと流す予定だったので、そんなに困ったことは無かったです。

まとめ

本番の試験の自己採点結果は以下の通りです。

権利関係:10点/14点
法令上の制限:8点/8点
税その他:3点/3点
宅建業法:19点/20点
5問免除:5点/5点

45点/50点

よくネットでは、宅建の勉強時間として200時間から400時間程度って言われていますが、集中して且つ継続して勉強すれば200時間弱で十分だと思います。

400時間勉強して不合格だった方は、おそらく集中して勉強していないか勉強の仕方が悪いだけだと思います。

実際、何回受験しても不合格な方がいますが、ダラダラ勉強していると思います。

私は、宅建は今回で最初で最後。絶対に一発で合格するって気持ちで挑みました。

あとは、誰でも受験できる試験で且つ、合格率が15%以上もある資格試験に落ちるわけにはいかないっていう気持ちもありました。

結局、「真剣にやるかやらないか」だと思います。

来月からは、本格的にこちらのサイトで本番の試験に向けてのアドバイスを中心に書いていきたいと思います。

私は、完全独学で宅建試験に合格しようとしている方を応援しています。

もし相談等ございましたら、私のX(旧Twitter)のDMにご連絡ください。

普段は競馬予想家&投資家として活動しています。 →https://note.com/tanbakushinooo

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