【街宅建】春になったら「宅建デートは突然に!」ツアー
おかげさまで、さんたつwebでの連載が続いております。
出だしはこんな感じです。
ちなみに、前回のデートはこちら。
1.かれこれ「25回」もオレは振られている
ひのきPとの共同執筆のこの連載も、今回で25回を数えます。
我ながらがんばらさせていただいております(←最近はあんまり言わなくなったか)。
「宅建デートは突然に!」自体のストーリーは、毎回おなじで、主人公の「オレ」が最後に「エルボー」に肘鉄を食うというパターンです。
デートコースは『散歩の達人「東京散歩地図」』でのお散歩ルートで、「エルボー」ことひのきPと実際に行ってみて、そのお散歩ルートのなかで「宅建ネタ」を探し、ストーリーに組み込む。
「毎回、宅建ネタを探すのってたいへんですよね」と読者から聞かれたことは1回もないんだけど、聞かれたという体でそれにお答えすると(←これぞまさに「自問自答」)、「まぁ別にそれほどでも」です。
というものですね、「宅建ネタ=不動産=街で目にするもの」というようなことでもありまして、つまり、行けば“なにか”が転がっている。
ただまぁ、そうですね、その街にある“なにか”を見つけて、それをストーリーに組み込んでいくというが、多少ですが、工夫のしがいがあるところかなと。
あと、まぁまぁ力を入れているのが、最後のオチのところで、どうやってオレが肘鉄を食うか。
ストーリーの流れ(テーマ)にあわせて、うまく決まると、密かに気持ちいいです。
たとえばですね、そうだな、いまふと思い返してみると、んー、まぁまぁ傑作かなこれはと印象に残っているのが、樋口一葉さんの回のときのラスト。
このときは東京・鶯谷のラブホテル街からデートが始まるという流れで、いま見たらこれ、お正月号じゃないのと、新年早々その手の街からのスタートだったのだが、いろいろあれこれ、もしよかったらお読みいただければと思いますが、ラストの振られっぷりは「回転ベット」と「一枚の葉っぱ」をかけあわせて、まぁまぁいいんじゃないかなと。
2.あと14回、最終回はどうするの問題
こちらの記事でも触れましたが、勢いではじめたこの連載、というか、なにごともそうですけどなにはともあれ、始めるにあたっては、それ相応のエネルギーが必要で、もちろんいろんなご縁に巡り合うこともだいじで、たまたまそれがうまくいって、というか、多分にひのきPの尽力によるところが大きいのだが、ちょっと問題が。
結局、この2人はどうなるの?
たまに、そんな話になり、ひのきPと、どうなるんだろうねー、と。
他人事じゃん(←それが我らの悪いクセです・笑)。
というのもですね、元ネタを東京散歩地図としていることから、そうなんですよ、散歩コースははじめから限られている。
というか、そりゃ出版物ですから数は決まってますよね。
で、あと何回かというと14回。
やべ。
調子こいてあれこれ書きたいことかきまくってたけど、残り回数のほうが少ないじゃんよ。
結婚説。
別離説。
どうすんだろ。
あは〜\(^o^)/
3.今回のデートのみどころ
今回のタイトルは『江戸時代以前はほとんど海だったことに思いを馳せながら深川・門前仲町を歩く【宅建デート・江東区編】』です。
“みどころ”というのも、んー、なんかちょっと変かなと思いつつ、あえて“みどころ”というと、江東区自体の土地とでも言っておきましょうか。
タイトルにもあるとおり『江戸時代以前はほとんど海だった』のであります。
江戸時代から埋め立てがはじまって、今に至る。
当初の陸地は亀戸あたりまでだったようです。
江戸時代から埋め立てがはじまって、ずんずんと“土地”が広がっていく。
なので、豊洲や東雲あたりは、区画も整理せれていて道幅も広くていい感じなんですけど、そういったことが背景にあるのでしょう。
あと、坂がないですよね。
当たり前ですけど。
一方、23区でも内陸の区になりますと、坂と谷が多かったり。
千代田区あたりにも崖地風情の「土砂災害警戒区域」が40個所くらいあって、意外とびっくりする人もいるかも。
港区にも土砂災害警戒区域があります。
・・・などなど。
そんな街の様子は、blogやもう1本の連載「宅建探偵が行く!」で書いたことはありますけど、また出かけてみたいです。
あ、そうそう。
そういった街歩きの活動を、われわれは『街宅建』と称しておりまして、もしよかったら、こんどみんなで『街宅建』いかがですか?
おもしろそうな街を10個所ほどピックアップしてあります。
タイミングあいましたらぜひぜひ。
楽しみにしてます。