ビジネス書の「まえがき」と「あとがき」で読みとく大人の経済。
おーさわ校長の読書感想文です。
ワタクシは常々ビジネスのことを考えているので、ついついビジネス書を手にしてしまいます。
もっと肩の力を抜かねば。
多趣味にならねば。
ねばねばねば。
と、ついつい真面目(←あえて誤用します・笑)な立ち振舞で日々を送りがちであることを大いに反省し、これからは人生は明るく楽しく愉快に過ごさねばと、これからもより一層精進せねば、努力せねばの、ねばねばねばの所存ですアハハ。
・・・気が済みましたので、さて、まずはこちらから。
『やりがいがある仕事という幻想』
まずはこれ。
『やりがいがある仕事という幻想』
〜人生を抜群に楽しむための“ちょっとした”アドバイス〜
アマゾンの“それ”から引用しますと。
そんでね。
とてつもなく好きなフレーズがこれ。
P.3からのまえがき「この本のきっかけ」より引用します。
出だしです。
いきなり好きです。
この『特に意気込みというものはない』のいうフレーズ、サイコー!!
ぐははははー。
しびれます。
・・・オレも書きたい、こういうふうに。
あとね。
おなじく「まえがき」の続きなんだけど「仕事について書いてくれという依頼が来るとは考えていなかった」という著者が、以下、サイコーです。
・・・途中ですみません。
さてみなさん、この後に続くオチのフレーズ。
どんなのが来るでしょうか。
サイコーです。
大好き。
しびれます。
では、こちら。
『人からの話でしか知らない』
ぐははははははー。
このフレーズ、書店で手にとって出くわしたとき、マジ思いっきりあたりかまわず豪快に爆笑した。
その書店は、東京・神保町の東京堂書店だった。
都内有数の大型書店なのだが、品揃えというかコンセプトというか、そういったところからくる雰囲気が“アタマいい系の大学図書館”という感じで、大型書店のくせに、店内ヤケに静かなんですわね。
これがさ、年がら年中店内を徘徊しにいく『丸の内の丸善書店』や『新宿の紀伊国屋書店』だと、まぁまぁガサガサしててファミレスみたいな雰囲気だから、多少の“アレ”は許されるというか目立たないというか、誰も気にしてないふうな雰囲気だが、東京堂書店だもんね。
頼んますよ(笑)
かくしてワタクシは“白い目の恋人”状態に陥った。
『人間ぎらいのマーケティング』
つぎはこれ。
タイトルがすばらしい。
人間ぎらいのマーケティング〜人と会わずに稼ぐ方法〜
アマゾンの“それ”から引用しますと。
この本との出会いは、某大学での、ワタクシが命名するところの『ティーンエイジャー宅建講座(大学1年生を対象)』をやったあとに立ち寄った書店にて。
たしかこのとき、疲れていた。
学年でいうと“40コ”は年下の連中と互角に戦おうとして(ということ自体アホなのだが)、つまり培ってきた授業力を存分に発揮させて、たとえば宅建業法の『宅建業者が売主となる場合の制限』のところの説明なんかも思いっきり笑わせてやろうと思い、以下。
いいかいみんな。
これからベンキョーするのは、宅建業者が売主で、買主が一般人(カモ)という、いちばん“ヤバい売買”にだけ適用されるスペシャルルールだ。
無知なカモが血みどろにされて食い殺されないようにするためだぜ。
だから。
宅建業者同士の売買にはこれ、カンケーないからな。
いいだよ業者同士だから、どんな内容の契約だって。
悪者同士だ。
プロレスでいえば全日本プロレスの『アブドーラ・ザ・ブッチャー対アラビアの怪人ザ・シーク』戦みたいなもんだ。
・・・もんだ。
・・・もんだ、だよ。
あれ?
かつては自分らのテキストには、ちゃんと書いてあったのにな。
土地区画整理法での換地のところでも「鈴木保奈美ちゃんのマネをします。カンチー」
そんなことが続き、“コミショー”になったオレは人間嫌いになった。
あはは〜\(^o^)/
さて、話を戻しまして、『人間嫌いのマーケティング』のあとがき『なぜ今人間嫌いのマーケティングが重要なのか〜「おわりに変えて」〜』から引用してみます。
このフレーズがかっこいい。
経済の変化をもたらすのはいつも「アウトサイダー」
たしかにいま、”時代の変わり目”だ。
『土の時代』から『風の時代』に。
『複雑系』から『簡潔系』に。
そんな時代の変わり目ということを“補助線”として書店をぶらついていたら、この書籍と出会ったわけです。
なるほどそうか。
じゃあオレたちの出番というわけだね。