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現在と10年前のロードバイクの違いの話 3

前回はフレームのジオメトリーやエアロの考え方でロードバイクの乗り方が変わってきてるなーという話を書きました。今回はロードバイクの乗り味の違いについて。

乗り味といえばメインはタイヤの話になります。5年前くらいまではチューブラータイヤとクリンチャータイヤの全盛期。タイヤのサイズは23mmから25mmくらいで空気圧は7〜8気圧が当たり前の時代でした。その頃はとにかく転がり抵抗を減らすために空気圧は高圧で、タイヤのゴムでグリップを稼いでいるような時代でした。空気圧が高いので路面からの突き上げが強く、ゴツゴツとしていて快適とは言い難い乗り味でした。さらにカーボンホイールが当たり前のように使われ始めて、リム剛性もスポークテンションも高くなり、今思えばよくこんなガチガチなので長距離走ってたよね、と感じます。

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