黍と生姜
バーボン・ウイスキーが苦手だ。
苦手なのでいろいろ飲んだことがないため、苦手でないバーボン・ウイスキーがあるかもしれないが、それはわからない。
バーボン・ウイスキーの独特のクセ? コーンの香り? チャーリングした樽の香り? 新樽の木の匂い? アヤフヤすぎて由来が特定できないが、とにかく、口に含んだときに最初に感じるあの香りがなんだか苦手なのである。
アメリカン・ウイスキー全般に疎いので、この苦手感がバーボンだけなのか、テネシーもなのか、その他のコーン・ウイスキー全部なのか、カナディアンまでもが苦手なのか、それすらもわからない。
そんなこんなで、バーボンは「なるべくなら飲まないでおく酒」に分類される飲み物となっている。
しかしここでジンジャーエールの登場である。
バーボンをジンジャーエールで割ると、あの苦手な香りを感じなくなり、すいすい飲める。
バーボンとジンジャーエールの相性最高。
まあ、ジンジャーエールで割ればなんでもジンジャーエールになってしまう、というだけのことかもしれないが。
他に、バニラアイスにかけて食べるのはとても良い、ということを申し添えておく。
さて、ウイスキー飲むか。
ジンジャーエールがないのでバーボンは飲まない。