ちかごろの? クラフトビールの? けいこう?
※2019年4月28日ブリュットIPAについて書き漏れていたので追記した
このところのクラフトビール界隈の様子をあまり覗えていない。取り残され感も甚だしく、さみしい限りである。
一昨年辺りから流行っていたニューイングランドIPA(NE IPA)ないしヘイジーIPAの勢いは、まだまだ続いているのだろうか。
IPAの流れなら、その前くらいに、ベルギーの歴史あるブルワリーがアメリカン・スタイルにインスパイアされたりアメリカのブルワリーとコラボレーションしたりしてよく造っていた、所謂ベルジャンIPAがとても好きだったし、サワーのブームと合流したサワーIPAが最高だと思ってたが、今どうなんだろう。
ベルジャンIPAはもう、当たり前のものになったのか。
サワーIPAなんかは、全然別方向からのアプローチなのにぐるッと回ってランビックみたいな香りと味わいになってて、それでいてIPAらしさは失っていなくて、こりゃあ面白いなと思ったり。
ドゥ・ドクトル・ヴァン・ドゥ・コールナールのラ・ルネッサンスとか、スクーナーイグザクトの Wa Dat? とか、観測数はとても少ないが、こんなのがどんどん輸入されてくるのかと期待してすごいワクワクしてたんだけど、あんまり盛り上がってる気配はない。
それとブリュットIPA。
去年くらいから聞くようになった。
ウエストコーストIPAの進化形で、残糖なくして徹底的にドライに仕上げたIPAだとか。まだ飲んだことない。
サワーエールといえば、アメリカンなゴーゼ(フルーツ・ゴーゼ)を一時期よく見かけたが、その後は緩やかに(?)お手軽なケトル・サワーに移っていったみたいだ。
アメリカのイカれたサワー・ブームが産み出したと言われる(誰に?)、サワー・インペリアルスタウトやサワー・ポーターは、日本まで届かなかったのだろうか。
楽しみにしてたんだけどなあ。
まあ、そもそもそんなものは存在しなかったのかも知れないが。
ベルジャン関連では、トラピストビールが11番目まで増えたりして、もっと盛り上がるかと思ったが、そうでもないようだ。
8番目のスティフト・エンゲルスツェル(オーストリア)のグレゴリアスとベノー辺りまでは追っていたけど、マリア・トゥーフルフト(オランダ)のズンデルトとか、セント・ジョゼフ(アメリカ)のスペンサーとか、トレ・フォンテーヌ(イタリア)とか、どうなったのかさっぱりわからん。
幻の8番目、モン・デ・カ(フランス)がどうなったのかも気になる。
ウェストマールだかアヘルだかがホッピーなゴールデンエールを造りはじめたり、シメイがバレル・エイジングはじめたり、トラピストビールにも面白げなニュースがあったっぽい。
今年は(もうすでに3分の1が過ぎてしまったが)、もっとビールにリソースを充てたいなあ。