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【楽天イーグルス】「岩出山の星」が東北へ帰ってくる!

楽天イーグルスは6日、トレードでヤクルトの今野龍太投手を獲得した事を発表しました。



戦力外からの古巣復帰

今野投手は2013年ドラフト9位で指名を受け岩出山高から楽天へと入団しました。2019年に楽天から戦力外通告を受けてヤクルトに移籍すると、新天地で中継ぎとして開花。5年間で162試合に登板するなど、スワローズの2021年・2022年の連覇に貢献しました。

ヤクルトで貴重な中継ぎ投手として活躍



小さな町から地元球団へ進んだスター

今野投手の故郷、宮城県岩出山(いわでやま)は、東北新幹線の古川駅までは車で30分ほど。2006年の合併で大崎市に加わった人口約1万人の小さな町です。かつて伊達政宗が12年住んだ岩出山城があり、仙台と並ぶ宮城の城下町として親しまれています。

岩出山高校時代の今野投手

岩出山高校時代には、部員わずか11人で臨んだ春季宮城県北部地区大会での準優勝によって、チームを30大会ぶりに春季宮城県大会出場へ導き、宮城県大会の初戦で鹿島台商業から19三振を奪うなど、地区・県大会を通じて、登板6試合中4試合で2桁奪三振を記録。全6試合を1人で投げ抜き、1完封を含む4完投勝利を記録しました。


古巣への電撃復帰にSNSでも大きな話題に

戦力外にした選手の再獲得に、SNSでも多く反響が出ています。「岩出山の星が東北に帰還」「他で育成してもらって、これはいい補強」など好意的な意見がある一方で、5日にヤクルトがFAでBランクの茂木栄五郎内野手(30)を獲得したばかりとあって、「茂木の人的補償じゃないの? トレードって」「これで補償は金銭だな」とFAに絡んだ意見があふていました。

楽天・石井GMは今野投手は、金銭トレードだったと明かし、「茂木の件とは別」との見解を示しています。


今野投手のコメント

突然のことで驚いています。スワローズでの5年間の中で、優勝・日本一を経験できたことが何よりの思い出です。ファンの皆さんの声援が力となりました。チームは変わってしまいますが、今後も新天地で活躍している姿をお見せできるよう頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。


宮城県北部の小さな町からプロ入りした、岩出山の星がイーグルスで再び輝きます⭐️


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