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【大学野球】六大学リーグで32年振りの快挙!花巻東出身の熊谷陸選手(法大)が1年生首位打者に。

花巻東高校出身で法政大学1年の熊谷陸選手が、9月に開幕した東京六大学野球秋のリーグ戦で11試合に出場し34打数16安打・打率4割7分1厘で見事首位打者を獲得しました。1年生の首位打者獲得は92年春の大森篤選手(早大)以来となり、32年ぶりの快挙です。


岩手出身者の首位打者獲得も初!

熊谷選手は「1年生で首位打者というタイトルを取れたこと、とてもうれしいです。正直びっくりしています。うれしいと驚きが混ざっています。緊張とかもあったが、チームのために活躍した結果、首位打者という結果を取ることができてよかった」と、喜びを口にしていました。

岩手県北上市出身の熊谷選手。花巻東高校では同学年の佐々木麟太郎選手らとともに甲子園に2度出場。 岩手県出身の選手が六大学リーグで首位打者獲得するのは、学年に関係なく熊谷陸選手が初めて 。1年生で規定打席到達したうえでの打率4割越えは、六大学リーグの長い歴史の中で6人目となります。

高校時代は堅守のイメージ

花巻東時代は、2年生からセカンドでスタメン出場。3年生になると堅実な守備を武器に主にショートとして出場していました。甘いマスクと華のある守備。女子生徒からも「クマリク」の愛称で大人気。黄色い声援が多く飛んでいましたね。

2023年夏の岩手大会、花巻東の応援風景です👇


3年生の夏には甲子園に出場。準々決勝の仙台育英戦では最終回に佐々木麟太郎選手まで繋ぐ「奇跡の粘り」の立役者となりました。

佐々木麟太郎選手まで回した執念の打席


スタンフォード大へ進んだ佐々木麟太郎選手に対して「『六大学野球で首位打者とったぞ!』と報告したい。年末地元で集まる機会もあるため、語り合いたい」と再会を心待ちにしていました。


花巻東時代の佐々木麟太郎選手と熊谷陸選手


将来的にはプロ入りを期待

先日行われたドラフト会議で5球団競合の末、楽天へ入団が決まった宗山塁選手を上回って獲得した首位打者。突如現れた“新星”にプロ野球ファンは早くも熱視線を送っています。

「3年後ウチにこないか」「ぜひ楽天に」「ガチの逸材」「天才すぎる」などプロ野球ファンの間でもSMS上でも話題に。

熊谷選手がドラフトに登場するのは2027年。
今後の活躍も目が離せませんね。


楽天イーグルス、地元出身の注目選手をあまり積極的に指名しないんだよな…。




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