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【大学野球】六大学は早稲田が春秋連覇!神宮大会出場校が出揃う。

勝すれば優勝が決まる早慶戦で、5位が確定していた慶應大に痛恨の2連敗で迎えた六大学野球リーグ14年ぶり優勝決定戦。平日にも関わらず多くの観客が詰めかけた神宮球場で、早大が明大に4―0で快勝。2季連続48度目の優勝を決めました。



早大の優勝回数はリーグ最多を更新

大一番では、東北出身の3年生エースが躍動しました。秋田出身の来秋ドラフト候補の伊藤樹投手(仙台育英高卒)が3安打完封の好投。打線も2桁10安打とかみ合いました。

小宮山悟監督は「おかげさまで無事優勝することができた。ありがとうございました。選手を信じて送り出した。見事な試合だった」と万感の表情で選手を称えていました。

早大の連覇は2015年以来9年ぶり。優勝回数はリーグ最多を更新する48回目(2位・法政大・46回)となりました。


明治神宮大会、大学の部の出場校が出揃う

東京六大学リーグ代表の早大を最後に全出場校が出揃いました。早大は、リーグ代表として2015年以来、9年ぶりに明治神宮大会に出場。23日に名城大と環太平洋大の勝者との初戦に臨みます。    

6月の全日本大学野球選手権大会の様子はこちら👇


【大学の部・出場校一覧】

・札幌大(北海道二連盟)
・富士大(東北三連盟)
・早稲田大(東京六大学代表)
・青山学院大(東都)
・創価大(関東五連盟第1代表)
・日体大(関東五連盟第2代表)
・名城大(北陸・東海三連盟)
・天理大(関西五連盟第1代表)
・佛教大(関西五連盟第2代表)
・環太平洋大(中国・四国三連盟)
・福岡大(九州三連盟)

最多出場は日本体育大学(首都大学)の14度。次いで早稲田大(東京六大学)の13度、創価大(東京新大学)の12度と続きます。札幌大(札幌学生)は38年ぶりと久々の出場となりました。

今春の全日本大学野球選手権では青山学院大が早稲田大を破り連覇。西川史礁選手(ロッテ1位)、佐々木泰選手(広島1位)を擁する青山学院大は、昨年あと一歩で果たせなかった春秋のリーグ戦、春の全日本大学野球選手権、明治神宮大会の大学野球4冠を狙います。

代表決定戦を制して神宮大会に出場する早稲田大学は、全日本大学選手権のリベンジを狙います。激戦の関東5連盟の代表となった創価大と日体大。最多6名のドラフト指名選手を擁する富士大。全日本大学野球選手権4強の天理大なども優勝を目指します。

明治神宮大会(大学の部)


高校の部と違うのは、最上級生最後の大会ということです。高校の部に比べて一般的な注目度は劣るかも知れませんが、出場各校の4年生の大会にかける意気込みは相当のもの。


大学球児達の「最後の秋」にも注目しましょう!


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