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【NPB全般】現役ドラフト2024
第3回現役ドラフトが9日非公開で行われました。選手の移籍結果が発表される予定となっていた17時前後には、日本野球機構(NPB)の公式ホームページがアクセス集中のため、ネットワーク障害に陥りました。過去2年で大ブレーク選手を誕生させた制度だけに、ファンの関心度の高さを伺えますね。
現役ドラフト2024〜移籍選手一覧〜
【1巡目】
■セ・リーグ
巨人 田中瑛斗投手(日本ハム)
阪神 畠世周投手(巨人)
DeNA 浜地真澄投手(阪神)
広島 山足達也内野手(オリックス)
ヤクルト 矢崎拓也投手(広島)
中日 伊藤茉央投手(楽天)
■パ・リーグ
ソフトバンク 上茶谷大河投手(DeNA)
日本ハム 吉田賢吾捕手(ソフトバンク)
ロッテ 石垣雅海内野手(中日)
楽天 柴田大地投手(ヤクルト)
オリックス 本田圭佑投手(西武)
西武 平沢大河内野手(ロッテ)
【2巡目】
広島 鈴木健矢投手(日本ハム)
東北出身のドラ1選手が移籍
平沢大河内野手(26)は、西武へ加入することが決定。宮城・仙台育英高では2016年に郡司裕也選手(現日ハム)、佐藤世那投手(元オリックス)らと共に夏の甲子園準優勝。その年のドラフト1位でロッテへ入団。世代屈指の遊撃手として期待され、2年目に開幕1軍入りするなどし、その後は外野手としてもプレーしたが今季は1軍での出場なしに終わりました。
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埼玉西武ライオンズは外野のレギュラーは全く定まっておらず、チャンスは巡ってくるはず!新天地での活躍に期待です。
楽天にはヤクルトから柴田大地選手が加入!
柴田大地選手は27歳の最速156キロの右腕。今季登板はわずか1試合にとどまるも、イースタンリーグでは40試合に登板し、防御率2・17の好成績を残しています。日体大荏原高校から日体大、日本通運と進み、21年ドラフト3位でヤクルトへ入団。力強い直球でイーグルスの勝ちパターンを担って欲しいですね。柴田投手は球団を通じて「この機会は自分にとってもすごくチャンスだと思って、新天地では心機一転頑張ります。」とコメントしています
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一方、伊藤茉央投手が中日から指名を受け、移籍が決まりました。福島県喜多方市出身のサイドスローの中継ぎ右腕。貴重な地元出身選手の移籍は寂しいですね。しかしチームは同じサイドスロー投手をドラフトで獲得。彼のキャリアのことを考えると、必要とされるチームへの移籍は決してマイナスではありません。伊藤投手は「イーグルスでの2年間、東北の温さを感じました。感謝しかありません」とコメントしています。
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制度開始3年目。初の2巡目指名も!
「現役ドラフト」は出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させることで新たな活躍の場を与えようとおととし導入された制度で、各球団がリストアップした現役選手をほかの球団が指名することで移籍できるようにします。
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3回目となったことしの現役ドラフトは初の2巡目指名も行われるなど、あわせて13人が指名されて移籍が成立。阪神の大竹投手、中日の細川選手、日本ハムの水谷選手など、主力級の活躍をする選手も多く輩出しています。
今年の指名選手の中から、同様の活躍をする選手が出てくるか?今から楽しみですね。
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