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くろたき もえこ
2016年4月30日 17:10
ある日夢をみました。ピンク色のゾウが水色の雲の中を泳いでいるのです。その時は、それに関して何も思わなかったのですが、その夢はやけに 私の目の裏に焼きついていました。私はゾウと雲とその風景を紙に描いてみようとおもいましたが、あんまりうまくいかなかったのです。それから一ヶ月くらいたって、私は疲れ果てていて、三日間も眠っていました。三日も目が覚めないなんて びょう
2016年4月30日 16:55
人間とほぼ同じくらいの寿命を持つ蟲のおはなし。
2016年4月25日 19:30
その絵描きには顔がない。顔がないので顔見知りもいなければ彼のことを覚えている人もいない。「僕には顔がないから、似顔絵を描いて暮らしているんだ。そうやって僕を憶えてもらうんだよ。」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。ショートなショートでちょこっとずつ更新。
2016年4月25日 16:58
とある似顔絵屋と少女が出会う街角似顔絵屋は遠い国から来たのだという。少女は似顔絵屋の 顔がない ことを知る隣に居ても、何度会っても顔を思い出せない。似顔絵屋を思い出す手がかりは首に下げた地球儀のペンダント。ほかに誰もぶら下げていないような。ある日、似顔絵屋に少女は「自分の似顔絵を描いてほしい」とたのんだ。そこで似顔絵屋は気づく。少女の ”とある素質” に。
2016年4月23日 23:53
゛僕は花の味を知っている。゛善吉という男がいた。善吉は一日ひとつ、「善行(よいおこない)」をしないと、息がくるしくて堪らなくなる。しかし善吉には、よいおこない というものが、未だはっきり解っていない。解っていないまま、善吉は、15歳になって、17歳になって、やがて19になり、住み慣れた 緑と土の匂いのする街を出た。そして大きな街へ住むことにした。ここでは「トカイ」と