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スプレーバラ サラ
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今回はスプレーバラです。
「サラ」という品種で、スモーキーピンク色の「ミスティックサラ」という品種もあるようです。
「SP」・「スプレー●●」ってナニ?
花屋を見ていると、バラとかカーネーションって、たまに「SPバラ」とか「スプレーバラ」と書いてあるものがありますが、私はこれの意味が全然わからなくて
SPバラ・・・スペシャル? ちょっと値段が高いの?
スプレーバラ・・・スプレーを吹き付けて色を塗っているってこと?
とか思っていました。たぶん私の他にもそう思ってた人はいると思う。
花の大きさや数が違うので、目の前の花を買うか買わないかというだけなんですけど、スプレーで色を塗ってるなら自然な色味じゃないのかな、とか、霧吹きしたら色が落ちたり移ったりしないかな、とか余計な心配をして買わなかったこともありました。
このサイトでそのあたりの疑問について、とんでもなくわかりやすく説明してくれているので、気になる方はぜひ見てみてください。
SP=スプレー=(先が枝分かれして葉や花のついた)小枝、なんですね。
スプレー缶は関係なかった。
しかも、スプレーかそうでないか(スタンダード)って、品種が違うんじゃなくて人間がどう手を入れたかによって決まっているんだと。へえー。
スペシャルでお高いわけでもないし、色落ち・色移りするわけでもないようなので、今後は気兼ねなく買おうと思います。
少し花の写真の話
言葉遊びみたいですが、花はやはり華があるので真っ白な背景に一輪挿しても撮り方次第でちゃんと映えてくれます。とはいえ他の背景色との組合せも試してみたいなと思って、最近ちょこちょこ背景色のある撮影をしています。撮影でも反射や明るさが変わってくるし、現像してみたら色味が不自然になってしまったりと失敗ばかりですが、たまにうまく噛み合ったカットが撮れることもあるので、細々と続けていきます。
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オシャレ雑誌なんかで、大胆な背景・構図で花写真が載ってるのを見ると、美術・技術の結晶を見せられたようで溜め息が出ます。「どうだ、このやろー!」って突きつけられてるような気がして、少し仰け反ってしまう。
いまの時代に、印刷物において花写真で勝負するのって、人物写真の世界とはまた別の美意識の高さや覚悟がいると思うんですよ。花を添え物としてじゃなく主役と捉えての高みの世界というのがまたあって。なんだろう、歌モノに対してのインストゥルメンタルみたいな感じですかね。人間の体温を直接的には感じない「完全で完成された世界」というような領域があって、それはそれでずっと浸っていたくなる魅力があるよなぁ、と。
ここから下は、壁紙に設定してみたサンプル
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グレー背景って、デジタル壁紙にしても圧倒的に使いやすいです。緑も目に優しいし(笑)、今回は特にオススメです。ぜひ1枚目画像を保存して壁紙にしてみてくださいな。
今回は以上です。
それでは、また。