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純白のフリージア アヌーク(後半、コバルトに染めてみた)
こんにちは、タキツネです。
今回は純白のフリージアです。
後半、コバルト色に染めてみたらすごく春を感じた話もします。
■純白のフリージアの開花を追ってみた
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このアヌーク以外にも、真っ白なフリージアはたくさんあるようです。
いつもながら、花の世界は奥深い。
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どうしてこういう形をしてるんだろう。
不思議だなあ。
■3日後
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右へ右へ、次々と開花していく。
蕾も膨らんでくる。
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一番左の、最初から咲いていた花は萎れ始めている。
■さらに4日後
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萎れた花は摘んでいく。
まだまだ咲き続ける。
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近づくと、仄かにフリージアの良い香りがする。
アヌークは香りはほんのりで上品な感じ。
このあとも、さらに1週間程度かけて右端の蕾が咲くまで元気でした。
低温には強いそうなので、暖房を入れない部屋に置いてましたが、
水替えだけで、最後まで2週間咲き続けてくれて嬉しい限り。
長く咲き続けるので飾りやすい花ですね。
■フリージアって、咲き始めの写真しか見たことない
のは何でだろう?と思っていたんですが、
今回こうやって追いかけて撮影してみて分かりました。
フリージア自体は、途中経過もずっと綺麗なんです。
常に花が3つずつ咲いていて、どんどん右へずれていくので、
萎れた花を摘み取っていけば、ずっとフレッシュな印象で咲いています。
ただ、一部でも摘み取ったあとが見えている写真は、花の素材としては使えないですよね。
茎や葉の部分も色褪せて来るので、フレッシュなイメージには見えなくなってくるという点もあります。
今回はずっと開花を追ってみたので、いろんなタイミングのフリージアの姿をお見せできました。
家で飾る分には最後まで綺麗に長持ちする花なので、気になったら飾ってみてください。
■【染めの花】コバルトに染めてみた
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白と青と黄色が春っぽくて、なんか好き。
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ラメを振ったわけでもないのにキラキラしているところとか、
黄色いラインが入ってる感じがきれい。
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ちょっとあやしげな感じになってしまった。
いつも通り、切花着色剤ファンタジーで染めてます。
今回はコバルトという青系のを使いました。
フリージアは背が高いので、茎を通って花が色づいてくるまでに何時間もかかります。
染め液から引き上げるタイミングが全然分からなくて困りましたが、結果的には、これはこれで春っぽく良い感じになったかなと。
フリージアは染める花の定番ではないようで、検索してもほとんど画像がないです。
パレス化学(切花着色剤ファンタジーのメーカー)のサイトにも
相性の項目にそもそもフリージアがない。
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もっと定番のものから順番にやればいいのに、
どうも最近、白っぽい花を見ると
「これを染めたらどうなるんだろう?」
「これは何色で染めたら良い感じだろう?」
と考えて花を買ってくるようになってきてしまっております。
■【余談1】染め花コンテストに参加してます
そのパレス化学さんで、染め花コンテストというのを開催されているので、タキツネも応募しました。
優秀者三名にはファンタジー1Lを22色進呈とのこと・・・!
私は100mlの小さなボトルでちまちまやっていますし、全色も持っていません。
もし1Lを22色いただけたら・・・
えーと、
「一生、染めの花します!」
ということで、パレス化学さん、是非よろしくお願いします。
■【余談2】フリージアと空也像には関係がない話
ところで、フリージアを見るたびに、空也像を連想してしまうのは私だけ?
口から阿弥陀仏が吐き出されている姿で有名なあの像です。
↓wikiに画像あり。
「もしかして、フリージアは昔から日本にあって、この花の形から着想したのでは!?」
と密かに思っていたんですが、フリージア自体が18世紀に発見された花。
空也像は鎌倉時代の作とのことで、ありえなさそうです。
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ねぇねぇ。
ほんとに教えてほしい。
横から見ると一直線に見えますが、フリージアは実際にはジグザグな構造になっているので、その点でも空也像とは違うか。
(空也像は一直線に針金で繋いでいるはず)
フリージアの花の形から空也像が着想されたって話だったら面白かったのになあ。
残念。
■以下、壁紙にしてみたサンプル
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これ春っぽくて良いですよ。
是非使ってみてください。
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これは絶対にやろうと思ってたレイアウト。
下のちょっと見えてるのが良いでしょ。
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もうちょっと上まで上げてもいいかも。
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これも春っぽくていいですよね。
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これだけ見るとフリージアだって分からないかも。
今回は以上です。
見てくれて、ありがとう!