
紫のアストランチア ローマ
こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。
今回は紫のアストランチアです。


■名前の話
アストランチア、アストランチャー、アストランティア。
この花は、日本語表記がたくさんあって、Webでもサイトごとに表記が揺れてます。花屋のショップカードでも全部の表記を見たことがあります。まぁ、語尾だけの問題なので見間違えることはないと思います。
これはローマという品種で、この色味にひと一目惚れして買ってきました。他にも、白や緑のものもあって、雰囲気が違います。
アストラ(Astra)=ラテン語で「星」だそうです。
その名の通り、小さな花なのにハッキリとした星形で主張してくる花の形が目を引きます。アレンジメントに入っていても気が付くくらい存在感がある花です。
花が小さいのに意外と背が高くて、茎・葉っぱの感じもオシャレですよね。なかなか一輪・二輪で使うことは少ないかと思いますが、あえてこれだけで飾ってもいいかと思います。
■後ろ姿が一番かっこいい花
花を一輪挿しに挿すときは、人物写真と同じで「正面・右向き・左向き・後ろ向き」があると思います。
真上に向かって咲いたキクのようなものは例外かもしれませんが、それでも枝の傾き、葉っぱの茂り方などは変わるので、やっぱり一番よく見える向きを探して置きますよね。
それでいうと、このアストランチアって後ろ姿が一番かっこいいんです。
(1枚目の写真も、わざといくつかの花が後ろを向くように配置しています。)
なんだかんだ言っても正面か横向きで置くのが王道で、後ろを向いてるときが一番かっこいいというのは珍しい気がしますが、この花の星形って下の写真みたいに後ろか下から見ると光が抜けてくるおかげもあって綺麗です。
飾って何日か経ったら、わざと後ろを向けて見ると、もう一度新鮮な気持ちで眺められるかもしれません。

これは下から撮ってます。少し日が経ってから撮影したので黒ずんできてしまっていますが、葉脈の透明感は見てとれると思います。
■ここから下は、壁紙にしてみたサンプル。



壁紙にするとなると、思い切ってこれくらい余白だらけの方がすっきりとして見やすいようです。見ていると空間を埋めたい欲求に駆られるんですが、今回はあえてこれで良しとしました。
よかったら、ご自身のデジタル端末の壁紙にしてみてください。涼しげで今の時期に合っていると思いますよ。
■アストランチアの他記事はここにもあります
今回は以上です。
見てくれて、ありがとう!