黒ほおずき(ニカンドラ)の花
こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。
今回は黒ほおずきです。
花屋で「黒ほおずき」と書かれたこれを見かけて、
「へー、ほおずきって黒いのもあるんだ」と思ったんですが、
直後、この紫の花を二度見。
ちょっと待った。
ほおずきって、ここから花が咲くんでしたっけ?
ほおずきと言えば連想する、あの橙色のほおずき。
あれから花が咲くってイメージ、なくないですか?
気になったので買って帰り、調べてみたところ、
これはニカンドラ属という種類で、正しくはほおずきではないそうです。
橙色のほおずきは、ナス科ホオズキ属。
この黒ほおずきは、ナス科ニカンドラ属。
どちらもナス科ではあるけど、もっと遠い親戚なんですね。
多分ほとんどの人が連想するだろうほおずきは、
あそこから花が咲いたりはしないようでした。
一安心。(なにが?
しかし、この形はほおずきと言いたくなりますね。
また、ナス科と言われるとこの黒と紫はナスっぽい。
しっかりした枝ぶりで、背が高い。
生け花なんかでも使われるそうです。
確かに、この色・形は床の間に飾ったらかっこよさそう。
黒ほおずきは、他にもセンナリホオズキやシューフライなどの別名があるそうで。
日本語で書いても、ほおずき、ホオズキ、鬼灯、酸漿と色んな表記がある。
最後のは初めて見ました。
黒ほおずき、なんとも謎多きやつでした。
今回は以上です。
見てくれて、ありがとう!
■記録:
・花:黒ほおずき(ニカンドラ・センナリホオズキ・シューフライ)
・レンズ:SIGMA 56mm F1.4 DX DN
・カメラ:FUJIFILM X-E4