なぜ私は煙草が嫌いなのか

季節の変わり目って情緒エグすぎるー!


ここ最近のキモい気候や気圧に心身を蹂躙されて自律神経がグニャグニャになり、どうしても誰かに自語りを聞いてほしくなったので、煙草にまつわる思い出と共に自語りをしていきます。

※ガチで暗い話なので読まなくてもいいです。
いや、でも1人ぐらいには読んでほしいかもしれない…………(素直)


煙草にまつわる最初の思い出は、私が5歳〜6歳ごろだったかな。
離婚をめぐって父親と揉めている最中の母親が、キッチンの換気扇の下で喫煙してる様子を初めて見て、母親に抱いていた"清らかな幻想"のようなものが一気にガラガラと崩れ落ちたのを強烈に覚えている。
今思うと「オカンも辛いんだから煙草ぐらい吸わしたれ!」という気持ちもあるが、幼かった私にとっては相当ショックが大きかったらしい。

そして2年ほど月日が経って、父親と母親の離婚が無事に(?)成立。
父親と別れた後に母親が付き合っていたトラック運転手の男が「舌の上で煙草の火を消す」という謎の特技を持っていて、得意げに披露した後に「お前もやってみろや!」と私の口の中に火のついた煙草を入れようとしたことが第二の思い出だ。
幼かった私は半泣きで逃げたが、その様子を見た男は「冗談のつもりだった」とケラケラ笑っていたのだった。キモ〜!!!
そのキモ男の影響で母親の喫煙量が増え、幼少期を過ごした家のキッチンの流しやコンロの周りにはおびただしい煙草の吸い殻がこびり付いて、ひどく汚れていた。

当時の母親はかなり酒と煙草と男に依存していて、酔っ払うと頻繁にヒステリーを起こし、怒りや悲しみの矛先を子供に向けていたため物を投げつけられたり、大事な物を捨てられたり、およそ子供に聞かせるようなことではない己のトラウマや仕事の愚痴をこんこんと聞かされて「こんなママでごめん」と泣かれることが日常茶飯事だった。
小学生だった私はどうしていいのか分からずにただひたすら「ママ元気出して。大丈夫だよ」と母親をなだめていたような気がする。


そして月日は経ち、私が成人した後、母親が経営していた美容室が経営破綻したのと同時に諸々の支払いの滞納や借金が発覚し、家計のために私は夜職を始めざるを得なくなった。なんでやねん!!
元々アルコールに弱い体質である上に酒や煙草に強いトラウマがある身なので都会のキャバクラで働くのは厳しいンゴ〜……と思った私は、田舎のガールズバーで働くことを選択したのである。

(並行して裏オプ禁止ぼったくりJKリフレでも働いていたがそれはまた別の話。)

「ほぼお茶のお茶割り」などを作り、のらりくらりとアルコール摂取量を調節して乗り切っていたけれども、シャンパンなどの割り物ではない酒のオーダーが入れば飲酒からは逃れられない。
ヤニの匂いが染みついたガールズバーのトイレで生まれてきたことを後悔するほど吐き、終業後に手渡された給料をそっくりそのまま母親に渡す生活がしばらく続いた。かなりの地獄である。
同僚がブランド物のバッグや財布を持つ中、決して贅沢は許されない立場の私は退勤後にマクドナルドに寄ることすら罪悪感をおぼえて葛藤し、最終的にまっすぐ家に帰ることがほとんどだった。

なんてみじめなんだろう!こんな人生ならば生まれて来なければ良かったのに。
誰かに話を聞いてもらいたかったけれど、大学生の友達にはとてもじゃないけど相談できなかった。
(なぜか私の友達は中流家庭出身者が多かったので、みんな当たり前のように大学に進学していた)

煙草の匂いが染みついた服を脱ぎながら声を殺して泣く日が一体何日続いただろう。

このような苦い思い出があるため、私は煙草の匂いを嗅ぐと「あ、これから虐げられるんだ」という被虐スイッチが入ってしまう。

私にとって煙草=不幸の象徴、なんだよね。


そしてこの地獄の生活から救い出してくれたのが当時付き合っていた彼氏で「そんな実家は捨てて俺と東京に住もう!絶対に幸せにするから付いてきて!」と言われて私は東京に移住するのだが、同棲してみるとどうやら「期待外れ」だったらしく、たった1人の頼れる存在だと思っていた人間に裏切られ、婚約を破棄された私はハチャメチャに絶望し、とうとう自殺未遂をして血ビシャー!!!救急搬送ピーポーピーポー!!!手首切っただけなので全然意識あります!!!でもなんか脂肪とかデロンッて出てた!!!!こわ!!!!
とりま病院で手首を何針か縫ってもらい、帰宅してすぐさま彼氏から東京〜京都間の新幹線代を叩きつけられ、実家のある京都に強制送還されるのであった!!!
6年付き合ってたけど当たり前に別れました✌︎

なんだこの人生!?!?!?!?

諸々の尾が引いてうつ病になり、今は福祉のお世話になりながらなんとか暮らしています。
うつ病&ADHDのため、実は障害者手帳も持ってるわよーっ!!(もう全部言う人!?)

マジでさ、幸せになりて〜…………いや、あの頃に比べたら幸せなのかも!?

てか「幸せ」って何ーーーー!?!?!?

「母子家庭の貧乏でかわいそうな子供」という自認からまったく抜け出せていない。もう28歳なのに。
過去の不幸やトラウマを引きずっていつまでもメンタル病んでる人って周りからしても扱いに困るだろうし、投薬治療のほかにもカウンセリングとか認知療法みたいな手段も試してみるべき?なのか?
この辺の領域に詳しい方が居たら教えてください。切実に。

…………手っ取り早く幸せになりたいしアイスとかドカ食いしようかな〜泣


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