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【忖度なし】誰も教えてくれないギター&ロック好きからみたkey麻枝准という怪物 泣きゲー ヘプバン リトバス Angel Beats! LiSA


お疲れ様です。
タキタロウです。

殺伐わ~
無視します。

はい、この時点で今日何を話したいかわかった方。
今度飲みに行きましょう。

皆さん、麻枝准さんというクリエイターを知っていますか?
知らない人おめでとうございます!


今日この動画をきっかけにして頂ければ、あなたの人生において。
泣いて、笑って、感動して楽しめる時間を300時間は追加できると思います。

知っている人、是非この動画を最後まで見て頂き、当時の記憶思い出しながらウンウン共感していただければと思います。

というわけで、だーまえこと麻枝准さんなのですが、
ゲームシナリオライターであり、作曲家であり、音楽プロデューサーを生業としている人です。

少しアニメやゲームに詳しい人であれば、
AIR、CLANNADとかAngel Beats!とか見たこと聞いたことありませんか?


CLANNADは人生なんて言葉も生まれましたね。

麻枝さんはこれらの作品を作っている人なんですね。

そして作り出されるシナリオ、そして楽曲は非常に高い評価を得ており、
タキタロウもエンタメ業界に身を置いているのですが、
業界の玄人達の中でも非常に熱いファンが多いです。

というわけで今回はそんな麻枝准さんのシナリオや音楽、その比較的初期の作品についてロック好き、ギター好きの視点からいつもよりテンション高めで解説していきたいと思います。

このチャンネルではギターや音楽を軸に時にはアニメやゲームを絡めながら
マニアックな内容を語っていく動画を配信しています。
気に入って頂けましたら、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
それでは本編スタートです!

■だーまえこと麻枝 准さんとは?

はい。ではさっそく初めていきましょう。
まず改めて麻枝さんを知らない人に簡単に解説していきます。

麻枝 准(まえだ じゅん)さんは、日本のシナリオライター、作詞家、作曲家、音楽プロデューサーとして知られています。

麻枝さんは、ゲームブランド「Key」の設立メンバーの一人であり、同ブランドの代表作である『Kanon』、『AIR』、『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』などのシナリオや音楽を手掛け、「泣きゲー」のカリスマとして知られています。
また、テレビアニメ『Angel Beats!』や『Charlotte』、『神様になった日』では原作・脚本・音楽を担当し、多方面で活躍されています。
麻枝さんの作品は、「死」や「家族」をテーマにした感動的なストーリーが特徴で、多くのファンから支持を受けています。また、作詞・作曲家としても活動し、劇中歌や主題歌の制作にも携わっています。
2022年2月には、スマートフォン向けRPG『ヘブンバーンズレッド』の原案・メインシナリオ・音楽プロデュースを担当し、リリース直後に100万ダウンロードを達成するなど、大きな話題を呼びました。
また、2021年には初の小説『猫狩り族の長』を発表し、
文芸作品にも挑戦されています。

とこんな感じなのですが、
一言で表すとしたら麻枝さんは

「努力の天才」

ありふれた言葉かもしれませんが、
この言葉こそ麻枝さんに一番ふさわしいと僕は思っています。

それは何故か?

この世には数多くの天才的な才能を持ったクリエイター達が素晴らしい作品を生み出し、僕たちを楽しませてくれています。

しかし、その中でもモノづくりの最前線に立ち続けることができる人は
一握り。何とかして世に認知されても、それを長年に渡って維持することは
その何倍も難しいことはみなさん想像できるのではないでしょうか?

特に音楽というものは移り変わりが早いエンタメだと思いませんか?

ですが麻枝さんはゲーム業界に入って以来25年間、シナリオライターとしても作曲家としても、近年はプロデューサーとしても最前線に立ち続けてヒットを生み出し続けているんですね。

しかも、ユーザーからの批判、うつ病、そして心臓の病と向き合いつつ
シナリオも楽曲も自分が作り出せるものと、求められているものとの差異を
シビアに測りながら、時代の流れに自分もあわせて変化させていっています。

これを、シナリオ、音楽という二つの分野で、病気と戦いながら
実現できている人。そんな人は僕が知る限り存在しません。

だからこそ

「努力の天才」

と評しました。

■麻枝准と泣きゲー


さて、そんな麻枝さんを一躍有名にしたのが『Kanon』を経て
発売された『AIR』でしょう。そしてその4年後に発売される『CLANNAD』で1つのピークに達することになります。


この頃の泣きゲーのシナリオと音楽というものを端的に語るとするならば、
交流を深めた登場人物にストーリー終盤にどうしようもない不幸なこと
(病気や災害、事故など)に苛まれ、何とか解決しようとする主人公。

その結果、何とかなったり、ならなかったりして、その重要シーンやエンディングで渾身のバラードが流れてユーザーを泣かせにかかる見たいな構造でした。

例が古くて大変恐縮なのですが、一世を風靡した
「世界の中心で愛を叫ぶ」とか「いま、会いにゆきます」とかの形式ですね。

多分これらも当時、ディープな人気を獲得していた
泣きゲーの影響を受けているかもしれませんね。

さて、ここまで動画見て頂いているみなさんお気づきでしょうか?

あれ、ここまでギターとかロックの話一切出てなくね?

そう、年代でいうところの2005年くらいまででしょうか?
泣きゲーといえば渾身のバラードだったんですよ。
少なくともkeyそして麻枝さんの中では。

それを打ち破ったのが2007年に発売された

「リトルバスターズ!」

となります。

■恋愛だけでなく青春と友情を深くテーマに盛り込んだリトルバスターズ!


「リトルバスターズ!」は泣きゲーなのか?
と聞かれたら間違いなく僕は泣きゲーと答えます。

皆さんここまで話して来てお分かり頂けていると思うのですが、
麻枝さんは恋愛アドベンチャー、所謂ギャルゲーというニッチとも言える分野で活躍しヒットを飛ばしてきました。当時1万本で大ヒットと呼べるような時代に『AIR』や『CLANNAD』は20万本以上売れているわけですからその凄まじさが分かると思います。

『AIR』にしても『CLANNAD』にしても物語の中心となるのは
君(ヒロイン)と僕(主人公)、範囲が広がったとしてもその家族ぐらいの物でした。

ですが「リトルバスターズ!」は違っていました。
物語の中心として描くのは君(ヒロイン)と僕(主人公)そして、仲間たちだったのです。

ここで、少しだけリトルバスターズのストーリーを紹介します。

主人公・直枝理樹は、幼馴染である棗恭介、その妹である鈴、同じく幼馴染の井ノ原真人、宮沢謙吾と共に全寮制の学校に通っていた。


彼等は小さい頃、何かを悪者に見立て、それを成敗する正義の味方「リトルバスターズ」を結成し、色々なことをしてきた。両親と死別し塞ぎこんでいた理樹にとって、自らを外に連れ出してくれたその存在は大きかった。
時に無茶苦茶で考えられない行動をする彼等に巻き込まれながらも、そのことを楽しく感じていた理樹は、「ずっとこの時が続いたらいいのに」と考えていた。
ある日、3年生である恭介が就職活動から帰って来た。理樹は「リトルバスターズ」の4人に、「昔みたいに何かしよう」と持ちかける。それを聞いたリーダー・恭介は近くに置いてあったボールを拾い上げ、宣言する。
「野球チームを作ろう。……チーム名は、リトルバスターズだ!」

とここでOP主題歌が流れるのですがポップさの中にゴリゴリの泣きのギターフレーズが入るロック仕様となっています。

恐らくそれまでの『AIR』や『CLANNAD』を彷彿とさせるものだと
浮いてしまっていたと思います。しかし、泣きの要素に青春や友情といったテーマを加えたことにより、EDで流れる特別バージョンや繰り返し見ることになるOP曲がいかにこの作品とマッチしているのかがプレイを勧めていくと理解できるようになってきます。

そしてお気づきですか?あらすじに出てきたメインの登場人物は5人。


女の子は1人だけなんですね(笑)ゲームをクリアするころにはこの野郎どものことが他ヒロイン差し置いて大好きになっています。

作中にはもちろん渾身のバラード曲も入っています。


「Saya's Song」や「遥か彼方」なんかですね。

これらの曲ももちろん名曲ですし、1番だと思う人もいると思います。
ただ、主題歌として、作品としてステージを1つ上に押し上げたのは間違いなくタイトルにもなっている「Little Busters!」とタキタロウは感じています。

ちなみに麻枝さんの作曲ではないのですが
同じくkeyに在籍している折戸伸治さんが作曲された「Alicemagic」という曲もギター好きとして推したい1曲です。

「Little Busters!」も「Alicemagic」も複数パターン存在しているのですが

「Little Busters! -Ecstasy Ver.-」

「Alicemagic -Rockstar Ver.-」

をそれぞれおススメします。概要欄にURLを貼っていますので、
是非視聴してみてください。ギターソロのカッコよさは必聴ですよ。

ちなみにこの折戸伸治さんも素晴らしい作曲家で、よく混同されるのですが
『AIR』の主題歌鳥の歌を作曲したのは折戸さんで麻枝さんは作詞なんですよね。


麻枝さん作曲だと『AIR』の中では夏影や青空といった楽曲が有名ですね。

この動画を観て主題歌にビビッと来た人は是非プレイしてみてください。

そして「リトルバスターズ!」もヒットし
ここまで途中休職を挟みつつも
約10年間走り続けた麻枝さんは休筆宣言をすることになります。

休筆中、麻枝さんの元にこんな依頼が届くことになります。

「オリジナルアニメを作りませんか?」

■オリジナルアニメへの挑戦


アニプレックスの鳥羽プロデューサーの熱意もあり、
麻枝さんはアニメ原作者としての仕事をスタートさせます。
この企画プロモーションも非常に面白くて、
中でも印象に残っているのが殺伐ラジオ。


web配信でラジオ内で麻枝さんがこの企画の話をしたり
自分のシナリオや音楽のルーツを語ったり、
大学時代の友人を招いて当時作った音源を流したりと結構何でもありの
中々コアな番組で、時には配信時間が4時間以上にも上る回もありました。

ちなみにこの動画の冒頭で僕が殺伐わ~と言いましたが、
これはそのラジオの挨拶となります(笑)

その時企画したアニメこそが

「Angel Beats!」となります。

そしてAngel Beats!という作品の中では
Girls Dead Monsterというバンドが登場し、担当したボーカルは2名。

1人は岩沢 雅美演じた沢城みゆきさんが
そのまま演じたかのような声質のmarinaさん、


そして岩沢が作中とある理由でいなくなり、ボーカルを引き継いだ
ユイの歌唱を担当したのが、



当時ソニーミュージックに新人として所属したばかりだった
そう、みなさんご存知、
その後Fate/zeroやSAO、鬼滅の刃で
一気に人気となったLiSAさんだったなんですね。

Girls Dead Monster略してガルデモの楽曲ですがゴリゴリの邦ロックとなっておりアルバムも発売されているの是非聞いてみてください。

この話し方をするとどうしても知名度的にLiSAさんのバンドとという側面が
強くなってしまうのですが、marinaさんが歌うcrow songやAlchemy、My Song、後にゲーム化する際に発表されたにMillion Star何かは
語彙力が無くて大変恐縮なのですが

本当に素晴らしくカッコイイ!

Girls Dead Monster - Million Star full ver.


このAngel Beats!という作品、音楽的に面白いアプローチしていたことが
印象に残っています。
crow songやAlchemy何かはmarinaさんが歌うver、
LiSAさんが歌うverが存在したり
岩沢が残した最後の曲にユイが作詞した設定のThousand Enemies、
岩沢がいなくならず、作詞したらどんな曲になるのか?というアプローチで制作されたHot Meal 、特別OPでユイが歌ったMy Soul,Your Beats! (Gldemo ver.)等々

当時その楽曲の完成度の高さにタキタロウは感服させられたのをよく覚えています。

こんなのアニメで、しかもゲーム畑の人から出されたら本職のバンドやアーティストの人はたまったもんじゃないなと(笑)
楽曲としてのクオリティを言うまでもなく、
歌詞についても、聴く人が聴けば分かる絶妙な塩梅で、
作品内にマッチしていたのですから。

Angel Beats!はDVDの売上3万枚以上という
オリジナルアニメとしては考えられない程の大ヒットを記録しました。
そして、その後、麻枝さんは改めて休職に入ることになります。

■麻枝准のいないkeyの新作


Angel Beats!放送終了の翌年リトルバスターズ!以来となる
keyの完全新作が発売されることとなります。

そのタイトルは「Rewrite」


前述の通り麻枝さんはABの作業だったり、休職したりで、
ほとんど開発には携わっていません。

しかし、一部楽曲に携わっていると
当時のHPには記載されているのみで詳細は発売当時は明かされていませんでした。
初回盤のサントラに付属していたCDをみるとタイトル画面で流れる旅という曲を麻枝さんは作曲しており、それ以外の
BGM、ボーカル曲の多くは折戸さんが担当されているようでした。
もちろん、折戸さんの作る楽曲のクオリティも半端なく、
主題歌であるPhilosophyz、当時supercellのボーカルとして超人気で、
今もアニメ中心に活躍するやなぎなぎさんがボーカルとして参加した
恋文など名曲ぞろいで
1人のユーザーとしてRewriteを楽しみました。



激しいネタバレになってしまうので多くは語りませんが、
Rewriteは壮大な物語です。主人公は本当に長い年月をかけて自分を喪失し
取り戻し、答えを導きだしていくのですが、Rewriteも終盤に入り
作品がもっとも盛り上がる時に流れたのが麻枝さんが作曲していた楽曲
「旅」のボーカルバージョン、「渡りの詩」そして「CANOE」。

この意味を理解した時。僕は「なるほど、そういうことか」
とつぶやきました。

何故旅というタイトルなのか?
何故タイトル画面にこの曲が使用されていたのか。

そして何故ボーカルバージョンが2曲あって、
「渡りの詩」「CANOE」なのか?

Rewrite Moon「渡りの詩」

僕からお話できるのはここまでです。
興味を持たれた方は是非、原作ゲームをプレイしてみでくださいね。
グランドフィナーレまでたどり着いたとき、達成感と深い感動が残ると思います。

この曲に関してはジャンル的にもロックやギターは関係ありませんが
どうしても麻枝准というクリエイターを紹介する上で必要となると考え加えさせて頂きました。

■最後に

さて、ここまでご視聴頂きましてありがとうございました。

Rewrite発売後、麻枝さんは休職から復帰し、『Charlotte』、『神様になった日』など複数のオリジナルアニメの脚本、
音楽を担当、そして心臓の病を患いながらも現場に復帰し、
スマホアプリ、Heaven Burns Redの楽曲、シナリオを担当し、
僕たちユーザーを楽しませ続けてくれています。


このあたりのお話はまた、機会があればお話できればと思います。
本当は「Love song」とかコンセプトアルバムについても紹介したかったのですが如何せん尺が長くなり過ぎてしまうので…


今回の動画でkeyや麻枝さんに興味を持って頂けた方は今回紹介した作品や
楽曲に是非触れてみてください。後悔はしないと思いますので。

key作品や麻枝さんの楽曲の思い出ありましたらコメントで頂けますと幸いです。

また、ここまで見て頂き面白いと思って頂いた方は、チャンネル登録するかどうがはお任せしますので、もう一本タキタロウの動画を見て頂けますと幸いです。

それではタキタロウでした!
バイバイ!

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■コピーライト&引用元

・リトルバスターズ関連

「リトルバスターズ!PERFECT EDITION」PV
https://www.youtube.com/watch?v=LbnDBcpf_Fs

Alicemagic ~Rockstar ver.~ - Little Busters! PERFECT Vocal Collection
https://www.youtube.com/watch?v=p8uNYlDMfgs

・Angel Beats!関連

Girls Dead Monster - Million Star full ver.
https://www.youtube.com/watch?v=62Ph6SZE7j0

My Soul,Your Beats! (Gldemo ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=TjU7BZPDseM

Crow Song
https://www.youtube.com/watch?v=cy4Unwz4cfQ

Alchemy
https://www.youtube.com/watch?v=v14VKHkslf4

Thousand Enemies 
https://www.youtube.com/watch?v=f0S3e9K9Awo

Girls Dead Monster - Hot Meal (Another 'Thousand Enemies')
https://www.youtube.com/watch?v=7xSig2nHRew

・Rewrite関連

Key新作『Rewrite』製品版オープニングムービー
https://www.youtube.com/watch?v=Ne-4_Bz0wAg

MintJam x yanagi nagi - Koibumi [Romaji, Kanji and English translation subbed]
https://www.youtube.com/watch?v=ePSkhlKv5Aw

Rewrite Moon「渡りの詩」
https://www.youtube.com/watch?v=o-SB-4b0DEc

Rewrite Original Soundtrack - CANOE
https://www.youtube.com/watch?v=vvTiq7XamoU&list=RDvvTiq7XamoU&start_radio=1&rv=o-SB-4b0DEc

(C)Key/VISUAL ARTS/PROTOTYPE
(C)VisualArt's/Key/Angel Beats!
(C)VisualArt's/Key/Charlotte Project
cVISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project


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