日本での人気はGibson以上!?Fenderのギターついて熱く語ってみる!!①
どうもタキタロウです!
Gibsonと来て次語るべきギターメーカーはどこか?と問われるなら間違いなくFenderでしょう!!ギターをはじめた当初からしばらくは圧倒的なGibsonフリークだった僕ですが、数年後、手に取ったテレキャスターを境に
「おっFenderもやっぱいいな💛」と宗派を変えそうになったのも、もはや懐かしい(;^_^A
タキタロウ的にFenderギター(たくさん種類ありますが)を評価するなら、Gibsonより繊細だから音作りを丁寧にすればするほど答えてくれるギター!だから汎用性が高くて、昨今のJ-POPに多用されてるのもわかる!
というのが所感ですね。
はい、という訳でFenderのギターついて話していきます。
さてさて、Fenderのギターといっても様々な種類がありますが、それ以前に生産国についても複数あるのは皆さん知っていますか?
FenderUSA、FenderMexico、FenderJapan(今は名前変わったけど)大きく分けてこの3つです。
※マイナーな話をすれば韓国のコルト社で一部コロナドの廉価版を作ってたらしいですが……そこは割愛します。
日本国民ならばまずは、FenderJapanの成り立ちの話をしたいのですが、
そこは、グッとこらえてまずはFenderの主要なモデルについて話していきます。
Fender社の主要ギターモデル
Fenderは、1946年にレオ・フェンダーによって創設されたアメリカの楽器メーカーで、世界中で非常に人気があります。
特にエレキギターとエレキベースの分野で名高いです。
以下、Fenderの主要なエレキギターモデルとその特徴について説明します。
ストラトキャスター (Stratocaster)
登場: 1954年
特徴: 3つのシングルコイルピックアップ、コンターがついたボディ、トレモロブリッジ
サウンド: 明るく、透明感があり、多岐にわたる音楽ジャンルに適しています。ハーフトーン最高。
テレキャスター (Telecaster)
登場: 1951年
特徴: シンプルな2つのピックアップ、平らなボディ
サウンド: クリアでパンチのあるサウンドが特徴で、カントリーやロックによく合います。カッティングするならこれ!基本センターを使うイメージ。あと向井秀徳。
ジャガー (Jaguar)
登場: 1962年
特徴: ショートスケール、特異なコントロール、リュート型のヘッドストック
サウンド: 多岐にわたるトーンコントロールが可能で、エキゾチックなサウンドが得られます。ニルバーナのカートコバーンのイメージつよし。
ジャズマスター (Jazzmaster)
登場: 1958年
特徴: オフセットボディ、特異なリズムとリードサーキットのスイッチングシステム
サウンド: ウォームで豊かなトーンが特徴で、ジャズからオルタナティブロックまで幅広いジャンルで使用されます。(といいつつジャズで使われてるのみたことない)ここ数年、日本の音楽シーンでは使い手がもの凄く増えた印象。
ムスタング (Mustang)
登場: 1964年
特徴: ショートスケール、特異なトレモロシステム
サウンド: 明瞭で、個性的なサウンドが魅力です。エフェクター乗りが良い。こちらもカートコバーンのイメージが強い。個人的にはイースタンユース!
Fender社の歴史概要
創業時期(1946年)
Fenderは、1946年にレオ・フェンダーによってカリフォルニア州フラートンで創設されました。レオ・フェンダー自身はギタリストではなかったものの、エンジニアとしての才能を活かして楽器とアンプの設計に没頭しました。
初期の革新(1950年代)
1950年: Fender Esquire: Fenderの最初のソリッドボディエレクトリックギターが発売されました。後に「Broadcaster」と改名され、さらに「Telecaster」として知られるようになります。
1951年: Precision Bass: 世界初のエレクトリックベースで、音楽の世界に大きな変革をもたらしました。
1954年: Stratocaster: 現在も非常に人気のあるモデルで、当時としては画期的なデザインと機能を提供していました。
カンパニーの買収(1965年)
1965年、レオ・フェンダーは健康上の理由からCBSにFenderを売却しました。CBS時代は生産と利益を増やす焦点で、品質に対する評価が低下した時期もあります。
※この時期の品質低下の時期があったことが、後々のFenderJapan誕生のきっかけになります!
Fenderの復活(1980年代)
1980年代初頭、CBSからの管理下からの脱却を試み、新しいリーダーシップと方針の下で、品質の向上と革新を目指しました。
現代への発展(1990年代~現在)
1990年代以降、Fenderは新しい製品ラインを発展させ、アコースティックギターやデジタル技術にも進出しました。アメリカン・ヴィンテージ、デラックス、プロフェッショナルなどのシリーズは、プロミュージシャンから初心者まで幅広いプレイヤーに愛されています。
Fender Japanの誕生
Fender社のギター品質がCBSへの売却によって落ちまくっていたころ、脚光を浴び始めていたのが日本製ギターでした。
今ではレジェンドと呼ばれる名器を細かく分析しパクった…
もとい精巧にコピーしたギターはFender社やGibson社の本家の品質にせまりつつも価格は5分の1~10分の1程度だったと言います。
※当時1ドルが360円だったことを考えると納得ですね
クラフトマンたちの技術も落ちていたFenderはコピーを製造していた日本のギター会社を訴えるのではなく、正式なライセンス化とすることによって中に引き入れることにしました。
日本の職人達は当時のFender社に赴き現地のクラフトマン達と技術交流をした記録が残っているそうです。
そうして生まれたのがFenderJapanでした。
FenderJapanは1982年、アメリカのFender と日本の楽器メーカー、当初は富士弦楽器製造(のちのフジゲン)、後に他のメーカーとの提携を通じて、Fenderブランドのギターとベースを日本国内で製造を開始します。
Fender Japanの製品は、特に以下の点で評価されています。
品質: 日本の職人技術が反映された高品質な製造。素材選びから組み立て、セットアップに至るまで、細部にわたり厳密にチェックされます。
バリエーション: Fenderのクラシックなモデルから日本市場向けに設計された独自のモデルまで、多岐にわたるラインナップが展開されています。
価格: 経済的な価格設定にもかかわらず、品質と演奏性は非常に高く、初心者からプロのミュージシャンまで幅広く支持されています。
限定モデル: Fender Japanは、限定版のギターも頻繁にリリースします。これらのモデルは特別な仕様を持っており、コレクターズアイテムとしても人気があります。
Fender Japanのギターは、アメリカ製のモデルとは異なる魅力を持っており、日本国内外で高い評価を受けています。特に1980年代に製造された"JVシリーズ"などは、その品質と特異な特性から、今でも非常に人気があります。
と、語り過ぎて長くなり過ぎました。
まだまだ日本製Fenderの続きもあるし、USAとMexicoの話が残っているのですが、、、
今回の記事はここまでっ!
次回に続きます!
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