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行政書士試験の勉強で越えてはいけない一線

滝川沙希です。
今回は、越えてはいけない一線ということで、向学心に燃える皆さんがついやってしまうけれど、本当はやるべきでない勉強について考えていきます。
「勉強をやりすぎる方」がやっていることをお伝えします。

判例百選を愛用している

以前も、「よほどの理由」がない限り、百選には近づかないようにお伝えしました。
https://note.com/takisaki/n/n6117818df2c1

古い言い方ですが、百選はオワコンだと思います。
実際の使われ方は、講義の前に教える側が確認するという使い方だったのです。判例を勉強するツールはほかにもあります。

なお、よほどの理由というのは、講義中に参照させられる場合、試験が掲載判例から出題されるぞとアナウンスされている場合などです。
いずれも大学の定期試験の話で、行政書士試験合格には無関係です。

他の資格試験用の図書を使って完璧を目指す

皆さんの中には、行政書士試験に合格したら、他の資格に挑戦する方も多いと思います。
そうした方でも、行政書士試験と同時にそれらの試験の勉強をしている方を除き、他の資格のテキスト等を購入・利用は避けることをお勧めします。
「この分野は苦手なので、徹底的に勉強してやろう」と考えるのは良いのですが、その手段が「司法試験や司法書士などの過去問集、問題集をやろう」というのは、筋違いです。出題傾向、難易度は同じですか?

今はまだ行政書士試験の範囲の勉強に終始しておくことをお勧めします。
早い段階で250点を超えるようになっている方は、もう合格が濃厚ですので、別に構わないのですが、通常の方は地道にいきましょう。

え?結局どうするんだっけ?

行政書士試験に合格するためには、自問自答することが大切です。

過去問を十分に解けるようになっていますか?
(紙上)模試で、合格点を超過できる得点力を備えましたか?

合格のためには、これだけで十分です。

こうした問いに「もちろん!」と答えられる方のみが、「遊び」として、今回紹介した勉強方法を検討することだと思います。

まとめ

現実に目を背けず、行政書士試験の勉強に取り組みましょう。

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