行政書士試験の前に「変身」しなきゃ

滝川沙希です。

新コロナウイルスの影響で、高校の卒業式がなくなった方もいらっしゃるでしょう。周囲の人にお別れを告げる儀式がなくなってしまいましたね。
大学にも、卒業証書授与式はあります。卒業証書を貰うだけのためにしか来ない人（式典に出ない）も、ちらほらです。
大学院になると、もっとまばらな印象ですね。法科大学院の修了式になると、（司法試験の試験日が近いから）参加する人がほとんどいないようです。

さて、今回は、大学の勉強、資格試験の勉強はいつから始めるのか。キーワードは「時間がない」です。
そして大学の歩き方も含めてお伝えします。

とりあえず着手してみる

1年生のうちは、教養科目があるので、専門科目を勉強する時間が思うようにとれないかもしれません。英語、第二外国語を頑張る期間に充てるというのもよいですが、法学部に進学した皆さんは、入学前のこの時期に法学を勉強してみるのもよいでしょう。
＊男子が苦手な女子の皆さん。フランス語だと比較的女子が多い印象です。
　ドイツ語は逆に男子率高めな感じ。中国語は半々と思う。

別の記事に「最初の一冊」という記事があります。その記事を参考にして、とりあえず、勉強をはじめてみましょう。

友人と遊びたいでしょうか？
もちろん、遊んで構いません。書店で本を手に取るだけでも構いません。なんなら、友人と書店に寄ってみてはどうでしょう？

残り8か月くらい

行政書士試験の試験日は11月ですので、おおよそ8か月くらいの期間があります。
8か月のうちの1か月がどれほど貴重な期間なのか・・・・。
と考えると、意外に時間はありません。それに4月は、上に述べた教養科目が云々だけでなく、次に述べるように、やることが多くて「頭が疲れる」かもしれませんよ。

4月の歩き方

4月は、所属する部やサークルを決めなければなりません。
どこにも所属しないのも一つです。ただ、大学での試験は情報戦という側面もあります。
英語は、入試の蓄積があるので、個人で戦えるでしょう。しかし、第二外国語はほとんどの場合、初学者です。意外に時間を要してしまいます。

そうすると、教養科目の試験に割く時間はあまりありません。先生の過去問を入手して、クリアしてしまいたいところです。サークルは、先輩や友人から過去問やノートを入手できる機会を提供してくれます。

語学のクラスが同じだと、少し仲良くなります。
定期試験だけのための人間関係ではもちろんありません。ただ、この時期の人間関係が、しばらくは色濃く影響するように思います。

部活動？

大学に入学しても、とくにスポーツで部活をしたいという方もいるかもしれません。

大学の部活動も、高校と同じかそれ以上に、半端なくきついことが多い。当然、毎日練習があります。頑張ってください。

「たまにサッカーやりたいな」というくらいであれば、サークルもあります。
サークルは、「○○同好会」などという名前が付けられています（同好会とつかないことも、多々あります）。
部ほどゴリゴリやりません。ただし、サークルの中にも、信じられないように厳格な団体があります。よくよく注意して下さい。

サークル活動してれば 情報入手が楽勝なわけないし

部であれ、サークルであれば、大規模な団体の方が、情報入手の機会はあります。しかし、同じ団体の構成員同士だからと言って、情報が入手できるとは限らないですよね。渡す方にとってはあくまで恩恵であって、あなたの権利ではないからです。

普段は参加してないのに、定期試験のときだけ過去問を貰いに来る人もいますが、上手く行くとは限りません。
また、サークルではなく友人からも貰う人もいます。でも、いつも貰ってばかりというのは、難しいですよね。

友人を作る最後の機会ではないが、大切な機会であることは間違いない

よく言われるように、「社会に出れば、相互に利害が対立し可処分時間が無くなるわけで、友人を作る機会がなくなっていく」。
そういう傾向はあるかもしれません。
既存の友人でも、卒業後数年のうちに結婚する人も、でてきます。そうすると、疎遠になることも。

どんなに忙しいとしても、大学の間は、まだ機会があります。
あなたも下を向いてないで、話しかけてみましょう。勉強仲間でなくとも、息抜きの仲間ができるかもしれません。
会話の記憶は、財産となります。

「変身」する機会でもある

これまで受験生活に明け暮れていた皆さん。多くの場合、制服で済ませていましたよね。大学に制服はありません（笑）

何を当然とお思いですか？
・・・毎日同じ服で通学するつもりですか？
そうです。着ていく服がない！と悩むことになるんです！

今この時期に、春の服を準備しておくに越したことはありません。ただ、高校生、浪人生の感覚と大学生の感覚は、ちょっと違います。こっそりと大学に行って、雰囲気をつかんでみてください。

女子の場合、お化粧という「大変身」する機会は、夏休み明けまでですので、まだ余裕があるか・・・な・・・。

まとめ

今回は、勉強の話が少なくなりました。

通信制の高校出身だったり、友人が少な目だったりして、少数派の学生生活を送ってきた方、親元を離れて一人暮らしする方、大学ではリセットして、また新しい自分を作っていきましょうね。