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Weekly Report 2024/10/16 (wed)

個人的に気になったニュースや自主制作などの週報メモです。


自主制作 / 記事

Elemental Anima #0157

先日、映画"Joker: Folie à Deux"を観ました。今作を制作するにあたり、水溜まりに反射する野良犬の表情をかなり悩みましたが、紆余曲折ありこの表情に落ち着きました。
“Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.”
Charlie Chaplin

作業BGM:Hildur Guðnadóttir『Joker: Original Motion Picture Soundtrack』


[お礼] 第50回 自由が丘女神まつり 秋のマリクレール祭り2024 アートマルシェ

今回の女神まつりは50回目という事もあり、お客さんも出展者側も活気があり楽しかったです!また、この週報Noteをいつも読んでくれている方がブースまで来て下さったり、色々なコミュニケーションが出来て本当に嬉しかったです!今回のイベントの為に制作したオオカミのキャンバス作品を購入して下さった方もいて、本当にありがたかったです!来月はデザインフェスタがあるので、そこに向けて色々準備していこうと思います!
ブースに来てくださった方、本当にありがとうございました!


[お知らせ] AIファッションイベント『NFFT2025_SS AI Fashion Movie 展』

今週末ですので、ご興味がありましたら是非!


[ニュース] AI関連

[企業] Adobe - Adobe MAX 2024

Project Clean Machine / Project Remix A Lot / Project In Motion, 
Project Super Sonic / Project Hi-Fi / Project Scenic / Project Perfect Blend / Project Know How / Project Turntable
先週のNoteで記載した通り、今週はAdobeMaxの情報がかなり出てきましたね。個人的には、Project Turntableという、2Dベクターアートを生成AIを活用して3Dオブジェクトの様に回転できる機能は、Adobeならでは感もあり一番感動しました。今の所、データセットカスタマイズやLoRA(追加学習)などのアプローチがなくて少し残念です。ここまでAdobeが生成AIにシフトしていく中、クリエイティブ環境や社会がどのように変化し、受け入れていくのか気になりますね。


[動画] Adobe - Adobe Firefly webアプリに動画生成(ベータ)機能が登場

遂にFirefly Video Modelのβが公開されましたね。Premiere Proの尺を生成AIで伸ばす機能など色々検証してみましたが使い勝手も精度もかなり良い感じです。今後ImageToVideoやモーションブラシなども対応して欲しいです。また、ローカル環境でも生成できるようになっていると最高ですが、"様々な都合"で難しそうですね。Adobeさん、可能でしたらよろしくお願いいたします。


[企業] Adobe - Project Concept

このアプローチは素晴らしいですね。このコンセプトを統括できるのがやっぱり強すぎます。今は一人のローカル環境で近いことはしていますが、チームで連携となると難しすぎるので、このアプローチは楽しみです。


[3D] Adobe - Substance 3D Viewer (beta)

なぜかtext to 3Dの機能を公式では記載していませんが、GS3D形式で3Dモデルが生成できます。かなり活用の幅も広がりますし、今までのSubstance 3Dモデル学習、Photohsopなどのソフトとの連携含めて、3Dモデル生成AIサービスの中でもかなり成長していきそうな気配を感じます。


[動画] Pika - PIKAEFFECT

PIKAは引き続き、エフェクトにフォーカスしてますね。個人的にはDissolveエフェクトが好きです。


[動画] Runway - Gen-3 Alpha Turbo API

Gen-3 Alpha Turbo APIも使えるようになりました。ComfyUIに組み込んだワークフローを作ってみようと思います。


[動画] Hailuo AI - Subscription Pricing

Hailuo AIもサブスクプランが公開されました。Unlimitedプランがあるのはありがたいですね。価格設定もRunwayより少し安くしていたり、3日間使い放題にして認知を拡大したり、色々うまいですね。


[画像] nVidia×MIT×清華大学 - Sana

nVidia×MIT×清華大学が開発した画像生成フレームワークSanaが発表されました。Flux-devの同等の精度かつ20倍小さいモデルで100倍以上高速。更に最大4096×4096の生成が可能。そして、個人的に一番最後のミッションが嬉しいですね。”実用的な課題に対処し、高速でオープンソースのソリューションを提供する効率的で軽量かつ高速なAI技術を開発することです。”
また生成AI環境が大きく変わる可能性のあるSanaの公開が楽しみです。


[動画] Pyramidal Flow Matching for Efficient Video Generative Modeling

ローカル環境で扱える精度の高い動画生成モデルが公開されました!MITライセンスなのも本当にありがたいです・・・。これはさっそく試してみようと思います!


[動画] ByteDance - Dreamina AI V2.0

Dreamina AI V2.0は、モーションブラシ、ストーリーボード、キャンバス、音楽、動画、画像、カメラコントロールなどRunwayの様な統合AIサービスになる感じですね。公開が楽しみです。


[LLM] Dify - Diflowy

DIfyのワークフローがまとまっているサイトです。ComfyUIのような形でLLMを活用したワークフローが出来るのでかなり活用しています。基本自分は色々なワークフローを触って勉強してます。ご興味がありましたら是非。


[LLM] CyberAgent AI Lab×東京大学 - TANGO

東大とサイバーエージェントが、スピーチ系の生成AIフレームワークを発表していました。Huggingfaceで試せる上に、11月末から12月初旬あたりにリリースされる予定との事です。


[モーション] DART:A Diffusion-Based Autoregressive Motion Model for Real-Time Text-Driven Motion Control

リアルタイムテキストドリブンモーション制御可能なモーション生成フレームワーク。全体的にかなり品質が高く、コントロールの幅が広いうえに、4090で300フレーム以上生成できるのは凄いですね。現実的なGPUでモーションが生成できる環境が整いつつあり楽しみです。


[ComfyUI] ComfyUI FlowChain

遂に最高すぎるカスタムノードがきました!ComfyUIのWorkflowをノード化して繋げていけます!デフォルトでグループノード機能がありましたがバグが多すぎたのでありがたいです・・・。これでHoudiniのOTLに近いアプローチが出来るので嬉しすぎます!もうComfyUIのデフォルトに採用して欲しいぐらいですね


[動画] Animate-X: Universal Character Image Animation with Enhanced Motion Representation

かなりデフォルメされたキャラクターでも、アニメーションが適応できてます。


[画像] Google - RF-Inversion

RF-Inversionは、トレーニング、最適化、またはプロンプトチューニングを必要としない、FLUXのための初の効率的なゼロショットインバージョンと編集フレームワーク。これは公開されたらすぐ使ってみたいです。


[3D] 東京大学 - Generalizable and Animatable Gaussian Head Avatar

一般化可能でアニメーション可能なGS3Dアバター。見た感じ精度もかなり高いですし、TANGOといい東大の動きがすごいですね。


[AI活用] ONE PIECE BASE 似顔絵メーカー

色々物議を醸しだしそうなサービスが出ましたね。しっかり、尾田先生からもコメントをもらってます。どんな反応になっているのかリサーチしてみようと思います。


[動画] CapCut - Dreamina 2.0

CapCutにもDreamina 2.0という動画生成機能が来るそうですね。


[画像] Adobe - Adobe Content Authenticity

Adobeにブロックチェーンを活用したトークンを作って欲しいですね。NFTもやろうとしてましたし、Adobeチェーンでこれらを管理しつつマーケットが出来たりしたら面白そうです。


[記事] NVIDIAが GeForce RTX 5000 シリーズを2025年1月6日に発表予定

1月5日が誕生日なので、この発表はジェンスンさんからの誕生日プレゼントだと受け取っておきますw


[AI活用] Martin Nebelong - GenAI

Martin NebelongさんのAI活用と発想には毎回感心します。


[GPU] nVidia - Celebrating GeForce 256

世界初のGPU「GeForce 256」が発売して25年周年。PCでゲームをし始めてから、ゲーム、CG、AIとずっとお世話になってきました。PV内のゲームタイトルも殆ど触れていたので、自分の人生にはGeForceが常に隣に居ました。25周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。


[画像] Google - Imagen 3

全てのGeminiユーザーがImagen 3を使えるようになりました。とりあえず、I2I、アスペクト比の機能は追加して欲しいです。


[ニュース] CG・ゲーム・リアルタイムエンジン関連

[企業] Cygames Tech Conference 2024


[Epic] UNREAL FEST 2024 TOKYO


[Blender] New Geometry Nodes in Blender 4.3 BETA

BlenderがHoudiniになろうとしてていいですね。

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