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Weekly Report 2025/02/19 (wed)

個人的に気になったニュースや自主制作などの週報メモです。


自主制作 / 記事

Elemental Anima #0175

先日、母と"野生の島のロズ" 2回目を観に行ってきました。"親と子"それぞれの目線での感想会が出来てよかったです。前作に引き続き、映画に出てくるキツネ(チャッカリ)の幼い頃をイメージして制作しました。ちょうど春も近づいてきているのでテーマは春の息吹です。"野生の島のロズ"という作品がこの時代に生まれた事自体が、希望であり"春の息吹"を感じました。そして、自分がなぜ"Elemental Anima"で動物をメインモチーフにし続けているのかが何となく理解できた気がします。"野生・本能・プログラム"を超えて、どのように生きていくのかを考え続ける1年になりそうです。
作業BGM:Kris Bowers『The Wild Robot (Original Motion Picture Soundtrack)』


[映画] 野生の島のロズ 2回目


[お礼] NFFT_AI x CAT x FashionLiving with Cats展

展示会やレセプションパーティーに来てくださった方々本当にありがとうございました!今回制作したショートフィルムの反応がとても良くて嬉しかったです!ブラッシュアップしてyoutubeに公開しようと思っていますので、少々お待ちくださいませ!


[お知らせ] AI総合展示即売会「技研AIマーケット」

Elemental Animaの作品集やグッズなどを持っていく予定です!今週末開催ですので、もしご興味がありましたら是非!


[ニュース] AI関連

[動画] Adobe - Firefly Video Model

まだベータになりますが、Fireflyで動画生成が出来るようになりました。精度は他のAI動画生成サービスに比べると低いですが、UIも分かり易く、生成速度も速いので今後のアップデートが楽しみです。ローカルで動画生成できるようなアプローチは無いと思いますが検討して欲しいです。


[3D] Adobe - RigAnything

テンプレート無しで自動でリギングしてくれるフレームワークです。この方向性のAI活用がありがたいですね。Substance 3D+MixamoとRigAnythingの技術が混ぜ合わさったら面白いプロダクトが出来そうです。


[動画] ByteDance - Phantom

先週紹介したGokuといい、ここ最近ByteDanceの動画生成周りの発表が多いですね。今回は一貫性を保った動画生成が出来るようになってます。それを"オペラ座の怪人"に重ねているのも皮肉が利いていて良いですね。近々、ByteDanceからTiktokのAI動画生成バージョンの様なサービスが出そうな気がしてます。


[動画] Alibaba - Animate Anyone 2

一時期かなり話題になったAlibabaさんのAnimate Anyoneがアップデートされました。かなり精度が上がっていますね。以前も公開はかなり遅かったので、気長に待とうと思います。


[動画] SkyReels V1: Human-Centric Video Foundation Model

HunyuanVideoのデザインからインスパイアされた新しい動画生成モデルが公開されました。そして、公開すぐkijaiさんがComfyUI向けに実装してくれたのでこちらも検証してみようと思います。


[3D] Deemos - Rodin API

3D生成サービスのRodinでAPIが使えるようになりました。ComfyUI, Unity, UnrealにAPI経由で生成出来るのは素晴らしいですね。


[動画] Freepik - MiniMax Director

細かいカメラワークを可能にするMiniMax DirectorがFreepikでも扱えるようになりました。これはAPIでは出来ないと思ってたのでありがたいです。


[動画] StepFun

SkyReelsとほぼ同じタイミングでStepFunという新しい動画生成モデルがオープンソースで公開されました。Demoを観た感じ精度は高そうですが、もう動画生成の検証をするにはストレージが限界なので、様子を伺おうと思います。


[動画] Light-A-Video

画像生成でライティングを変更するIC-Lightをベースにして、動画のライティングをコントロール可能なフレームワークがコード込みで公開されました。CogVideoX-2Bのパイプラインに対応しています。動画のライティングをコントロールで出来るこのアプローチは最高ですね。HunyuanVideoに対応したら検証してみようと思います。


[LLM] OpenAI - Open source project

遂にOpenAIもOpenな方向に少しだけ動き始めましたね。o3-miniの公開楽しみです。


[LLM] xAI - Grok 3

Grok 3がリリースされました。「最大限に真実を追求するAI」を目指すGrok 3さんと話してみたいですね。発表の中でGrok 2を数か月以内でオープンソースで公開するとの事なので、そちらも楽しみです。


[動画] usemosaic.ai - Mosaic Canvas

ノードベースの動画編集エージェントのアプローチは面白いですね。個人的にはかなり理想に近いUIなので、ウェイトリスト登録してみようと思います。


[動画] Hao AI Lab - Fast Video Generation with Sliding Tile Attention

HunyuanVideoの動画生成速度を約3倍速くすることが出来るFast Videoについて細かく解説したブログ記事が公開されました。


[動画] Nim - Hunyuan Anime

画像・動画系の殆どのサービスを網羅しているNimという生成AIサービスにHunyuan Animaというモデルが追加されました。これはHunyuan側が開発したモデル化、Nimがファインチューニングして作ったモデルなのか気になりますね。学習データとアウトプットがあまりにもですが・・・


[動画] MatAnyone - demo

以前紹介したMatAnyoneのHugging Faceのデモが公開されました。色々手元の動画で検証してみましたが、かなり精度が高くて驚きました。もしご興味がありましたら是非触ってみて下さい。モデル自体はもうすぐ公開されるとの事なので楽しみに待ちたいと思います。


[アバター] AI アバター サービス - Argil AI

AIアバター関連は、もうとんでもないことになってしますね・・・


[画像] MakeAnything

ステップバイステップで完成に至るまでの過程を生成出来るフレームワーク。かなり興味深いアプローチですが、タイムラプス系のアプローチにもなるので、近々物議を醸しそうな気もしますね。


[Blender] Pallaidium

このBlenderのAddonの存在を知らなかったんです。画像・動画・ControlnetなどAI生成に必要なものが全て詰まっていてBlender上で扱えて凄いですね。動画生成とタイムラインも相性いいですし、この操作を覚えるのは大変そうですが、かなり気になります。


[3DGS] SuperSplat - Announcing SuperSplat 2.0

SuperSplatはブラウザで動かせるのが素晴らしいですね。


[ComfyUI] Widget Input Socket

細かいですが、このアップデートはめちゃくちゃありがたいです。


[AI活用] Karen X. Cheng - New work

Karenさんの生成AI活用は本当に素晴らしいです。


[記事] ソフトバンクら、生成AI開発に向けたデータセットの構築に関する調査を開始

LLMに向けたデータセットの構築だと思いますが、画像や動画の方向でも構築と調査も進めて欲しいですね。


[ニュース] CG・ゲーム・リアルタイムエンジン関連

[資料] CONNECT 11,000種類以上の3DCG用 洋服素材や500種類以上のパターン素材が無料ダウンロード出来る洋服特化型サイト


[Houdini] PoreFX - Hyper-realistic Skin Tool

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