見出し画像

人生初移植を終えた感想と悲しみの結果

今日は移植とその結果についてのお話

先日、苦しい思いをしながら採卵を乗り越え
たくさん採れたと思いきや、採れたのは
なんとたった1つの未成熟卵でした

その日のうちに成熟卵になれば
受精をさせて、移植ができますと言われ

移植までの道のりは険しいのだと
痛感したのでした

さて、その続きのお話ですが

なんと翌日のお昼頃、
無事に受精しましたとの連絡が

「受精」というワードを見た途端
驚いて椅子から滑り落ちそうになりました

正直期待するのもよくないなと思って
8割くらいはダメかと思っていたんです

それでも私の体から採れた
たった1つの卵が必死に育ってくれて
見事、受精までいってくれました

こんなに嬉しいことはありません

その後、トントン拍子に移植日が決まり
移植はその日の翌日に行われました

いわゆる、新鮮胚移植です

移植のときは採卵とは違い
まったく痛みを感じることのないまま
ふたりの卵が私の体に返ってきました

おかえりなさい
よくがんばってくれたね

ありがとう
これからもよろしくね

まだ見ぬ我が子への想いを膨らませ
いつもより丁寧な運転を心掛けながら
その日は帰路につきました

判定は移植から2週間後となり
採血の結果により判断されます

それまでの間、毎食後
デュファストン(2錠)を服用

着床を助けるためのホルモン補充として
忘れずに飲むようにと言われました

判定までの間、気を付けることはありますか?と
看護師さんに聞くと

いつも通りの生活で平気だけど・・・と
前置きをしたあと、

・体をあんまり冷やさないように
・亜鉛とビタミンDを取った方が良い

とアドバイスをいただきました

以前から葉酸サプリを飲んではいたのですが
どうやらビタミンDと亜鉛が基準以下のようで
その数値を見た看護師さんから念押しが

そこからは葉酸サプリとは別に
ビタミンD、亜鉛のサプリをそれぞれ
飲むようにしました

それからあまり考えすぎるのもよくないと思い
とにかく週末は出かけて楽しく過ごそう!と
ストレスがかからない生活を心がけていました

・・・・が

結果は悲しくも
hcg0で陰性でした

hcg0ということは着床もしておらず
着床がうまく出来なかったのか
細胞の分割が途中で止まってしまったのか
理由はわかりませんでした

わかっていることは
人生初の体外受精は、残念ながら
失敗に終わってしまったということ

悔しかったです

ここまでくるのに
たくさんのお金と時間をかけ、
辛く苦しい日々を過ごしました

世の中には一度の体外受精で妊娠する方もいる中で
どうして私はダメなんだろうと
自分を責めました

ですが、自分を責めても良いことはありません
切り替えが大事です!

私以上に頑張ってる方々が多くいる中で
こんなことでへこたれてはいけないと
言い聞かせます

次回はまた採卵からスタートです

あの薬漬けの日々と
痛みに耐えなければならないかと思うと
しんどさはありますが

それでも一度やると決めたからには
ここで止まるわけにはいきません

ふたりの未来の赤ちゃんのために
今が頑張りどきなのだと
そう思います

・・・

最後に今回の採卵~移植にかかった費用を
計算したところ

【88,123円】でした

ちなみに、
初診でかかった費用とあわせて
これまでの受診料を合計すると
【152,123円】となりました

クリニックによってかわりますが
少しでもどなかの参考になればと


ここまでお読みくださり、
ありがとうございました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?