体外受精2周期目の結果と涙
さて、本日は体外受精2周期目の
おはなしをさせてください
前回の1周期目では
はじめての採卵、移植までなんとか終えましたが
陰性という悲しい結果となりました
1周期目の反省点として、先生から
薬がうまく効かずに成熟卵が思ったほど採れなかった
なので今回は薬の量を増やしましょう、と話があり
ゴナールエフの投与量等が増えました
迎えた採卵当日、採れたのは
成熟卵子:2個
変性卵子:1個(すぐに破棄)
でした
翌日受精確認のメールをいただき
そのまた翌日、移植に臨みました
移植前、先生から受精した卵について
話があったのですが
残念ながら、採れた卵のうち
1つは途中で受精が止まってしまい
今回もたった1つの卵に望みを
かけるしかなくなってしまいました
それでもその残った卵は
なんとグレード1
初期胚のグレードは全部で5つに分けられ
数字が低いほど良い胚なのだそう
動画で受精した卵を見せていただきましたが
確かに前回の卵よりも綺麗なまんまるでした
そんな卵を前回同様、
大事に大事にお迎えしました
それがつい2週間前、
10月13日のことです
それから2週間後、
先週の土曜日(10/26)に判定日を迎えました
幸か不幸か、その翌日は
31歳になる私の誕生日でした
もし陰性だったら
誕生日のお祝いとしてディズニーにいこう
もし陽性だったら
近くのレストランでランチを食べようね
なんて夫と話しながら、ふたりで病院に向かいます
ダメだったとしてもディズニーが待ってる!
誕生日で好きなもの沢山食べて、遊ぼう!!
と、汗ばむ手をぎゅっと握りしめながら
暫く待っていると番号が呼ばれ、
一人、診察室の中に入りました
が、なぜかその時、診察室の中には
普段はいない看護師さんが微笑んで座っていました
なぜだろうと考えていると
すぐさま、先生から驚きの一言が
「takimiさん、妊娠おめでとうございます」
・・・
人って驚き過ぎると体が震えるんですね
その言葉を聞いた瞬間から手も足も声も
体全体が震えて、うまく言葉を発することが
できませんでした
涙が零れ落ちそうになりながらも
一度だけ、深く深呼吸をして
「本当に、本当に、ありがとうございます」
と告げました
その後、先生からは
ET13でhCG126
hCGの値も問題なく、ホルモンの値も充分
薬に頼らなくても自分の力でホルモンが出せているようです
なので、もうデュファストンで
ホルモン補充をする必要はないでしょう
次回、11/2に胎嚢の確認をしますので
また来てくださいね
とお話がありました
外で待っていた夫にすぐさま報告すると
夫も手と声が震えていて、
「よかった、ありがとう」と
目に涙を浮かべながら言ってくれました
それを見た私も安心したのか
思わずもらい泣きをしてしまいました(笑)
あんなにも苦しくつらかった不妊治療の日々が終わり
ふたりの赤ちゃんを抱ける日がくるかもしれないと思うと
喜びを隠しきれません
2回目の体外受精で妊娠判定がもらえたことは
素晴らしいことだと先生も言ってくださり
私も本当にそう思います
あの時、ふたりで体外受精に進もうと
決心してよかったと強く思います
しかし、
hCGが思ったより伸びていなかった
妊娠初期症状のようなものがあったりなかったりで不安になる
本当にホルモン補充をやめてよかったのか
など、まだ安心はできません
これから胎嚢確認、心拍確認など
越えるべき壁がたくさんあります
ただ、今は
私のお腹にしっかりとしがみついてくれた
この子を信じて、次回の診察を待とうと思います
素敵な誕生日プレゼントになりました
私をお母さんにしてくれてありがとう
これからもよろしくね
※ちなみに、判定日は10月の限度額を超えたため
お会計は0円でした
ここまでお読みくださり
ありがとうございました
次回、胎嚢確認の結果をおはなしさせてください