骨延長術③
みなさんこんばんは。
久しぶりに、続きを書いてみます。「骨延長術②」で、足の写真を載せたいと話ましたが、写真は実家です。ご時世がら、帰ることも許されないので、もう少しお待ちください。
タイトルと写真は関係ありませんが、これは富山県の風景だそうです。富山の知人に、写真を趣味にしている方がいます。いつも素敵な写真を送ってくれます。その一枚を共有してみました。
さて、本題に入ります。前回は、リハビリが開始したこと、車いすに乗れるようになったこと、プレイルームで野菜嫌いが災いしたことについて話をしましたね。
しばらくは、リハビリ回が続くと思います。
さて、車いすに乗れるということは介助があれば2、3歩は歩けるということです。ということは、なんとシャワーも浴びれるようになったんです。
装具は錆びなかったです。1畳くらいのシャワールーム(漫画喫茶のシャワールームより少し広いくらい?行ったことないから分からない)で、椅子に座って体を洗います。ですが、、、
これだけでは終わりません。
シャワーを浴びるにあたり、母親に看護師から依頼されたものは、
「ホームセンターとかに売ってる、馬毛の柔らかいブラシを買ってきてください。歯磨きだとだめです。」でした。
こんなの↓
毛先が柔らかいんです(笑)
調べると、ARTの世界?絵をかいたりするのに使われているブラシやはけ?みたいのにもつかわれているようです。
何に使用するかというと。。。
いままで、看護師さんが消毒してくれていた、足に刺さっている棒=ピンと皮膚の接触面を1本1本洗うのです。ピンの周りをぐるっと。もちろん、20本くらい。
骨延長術において、一番怖いのは、感染でした。身体に異物が入ってるわけです。感染源になります。感染すると、点滴や内服でコントロールできなければ、ピンを抜くことになります。もちろん1本のピンを抜くだけでも全身麻酔をかけなければいけません。
手術時の麻酔の副作用が強烈すぎて、どうしても再手術は避けたかったので、一生懸命洗いました。もちろん、血もでるし、痛いのですが、私の場合は、かゆみもあったのでかゆいところをかけるのは、良かったかな。最初のシャワーの時は、こすることに夢中になりすぎて、中々シャワーから出てこない私を看護師さん達が心配して、何度も声をかけてくれたのを思い出しました。
シャワー浴びた後は、一本一本消毒して、ガーゼ充てて。すべて、自分でやることになりました。足が使えないだけで、他が元気ですからね。
車いすに乗れるようになったころ、年の近い子が何人か入院してきました。というのは、学業に影響がないよう、冬休みを利用して整形的な治療をするために入院する子が増えたからです。
私は、病院でも友達ができてうれしかったです。車椅子も乗りこなし、みんなで一緒に学校行ったり、いろんな思いでができました。その様子を母親は、複雑な思いで見ていたようです。
リハビリ回なんて、言っていながら全然関係ない話になってしまいましたね。次回は、母親回にしましょう。
余談ですが、、、
入院している間にできている友達は、イニシャルDが好きでした。車いすでドリフト走行なるものをすることが好きでした。もちろん、私も真似しました。看護師、学校の先生、親、いろんな人から怒られました。でもいいのです。とても、楽しかったから。
はい。今は看護師です。車いすを使い、そのような走行していれば、怒ると思います。本当に怒るかな。そういう気持ち、理解できるしな。
以上です。
タイトルで骨延長術と言いながら、全然関係ないこともありそうなので、タイトル変わるかもしれません。よろしくお願いします。