音感を育てるアプリに関して
先日こんな動画を公開しました。
まぁ平たくいうとアプリを使って練習してねって事なのですが、
1ヶ月くらい続けていれば効果が実感出来ると思うのですよ。
で、ちょいと気をつけてほしい事がいくつかあるので
動画の内容と重複をしますが、今一度、確認をしてみましょう。
| 1.間違える事が大事 |
まず、このアプリに限らずなんでもそうなんですけれども、
「正解する事」よりも「間違える事」の方が大事です。
間違えた回数が多ければ多いほど、間違えなくなる、
つまり間違えを知れば知る程、「何が間違いなのか」がわかり、
結果的に「じゃぁ正解はどれなのか」にたどり着くのです。
どんどん、じゃんじゃん、間違えましょう。
ただし!!
「なぜ間違えたのか」「どういう間違えをしたのか」
間違えから学ぶという姿勢がない限りは効果がないので
その点はご注意くださいませ。
| 2.音感は誰にでもある |
この手の話が出てくるとよく聞く言葉。
「わたしは音感がないから。」
ズバリ言いますと、大丈夫です、ありますって。
音というのは単なる周波数です。
空気が何回振動しているか、という数値で表せる現象ですし、
その現象そのものにはなんの意味もありません。
しかし、詳しくは割愛しますが、倍音という物が存在し、
それらが複雑に作用しあって「音色」という物が生まれます。
ピアノもギターも、歌も自然の音も
世の中に存在するほとんどの物は
豊かな「倍音」というものを持っています。
つまり倍音によって、音に個性が生まれるんです。
もし世の中に倍音が存在しなければ
どの楽器も、同じ様な音になってしまうでしょう。
でも僕ら人間はそれらを「音」というだけでなく、
音色として「音に個性を見出す」というスキルが備わってます。
だからピアノとギターの音も聞き分けられますし、
男性の声と女性の声も聞き分ける事が出来ます。
家族や友達、恋人など親しい人の声を聞けば
「これはあの人の声だ」と判別する事も出来ますし、
電話で話していれば「今日は機嫌が良さそう」とか
「何かあったのかな」と、声の向こうの気持ちまで
探る事も出来てしまうのです。
つまり、それらが出来ればあなたの中には
音感という物が存在しているんです。
まず、その事実をしっかり認識して
自信を持つ所からスタートしてみてください。
「うまく出来ないなぁ」と思っている人は、
今まで興味が無かったアイドルの名前と顔を
覚えている段階なんです。
まだ小さい音感という石を
これから磨いて大きくして立派にしていく。
そんなイメージで練習して頂けると
よいかなぁなんて思います。
| そんな感じ |
言いたい事は以上。
とりあえず毎日5分でもいいから1ヶ月続けていれば
どんどん理解が深まっていくからトライしてみてくんろって事です。
「最初は出来なかったけれど、なんかコツを掴んできたら
少しずつ出来るようになったきたなぁ。」ってなるから。
よろっしゃす。