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第119回医師国家試験受験記

記憶が新しく、第119回医師国家試験の熱が冷めないうちにnoteに書いて思い出としてまとめておきたいと思う。
これを読んだ120回以降の受験生の皆さんの参考になることがあれば幸いだし、はっきり言って自分の成績はほぼ「平均」の特に面白みもない成績なので役に立たないかもしれないが、どう捉えるかは皆さんの自由だと思う。


買い出し

戦をする上で大事なことはなにかといったら、まずは試験中に筆記用具がちゃんと力尽きずに使えることだ(鉛筆の芯が丸くなったり、落として折れてかけなくなったり)
例年シャープペンシルは使用不可のようだが、ご自分が受ける国家試験のときは大学でも説明があるだろうし、各自厚生労働省のHPを確認して受験者留意事項を確認して受験する必要があるが、医師国家試験ではシャープペンシルが使用不可なので、普段2.0mm(マークシート用)と0.5mm(計算など書く用)を使い分けて模試を受けていた自分としては死活問題だ。(毎年国家試験はシャープペンシル不可なんだから鉛筆に最初から慣れておけって話ではあるのだが)

ということで、医師国家試験受験にあたり、鉛筆は合計24本新品購入した。

通常の鉛筆削りも念の為用意しておいたが、通常の鉛筆削りでは芯がそこまで鋭くなくて書いているうちに芯の先が丸くなってきてしまって小さい字を書くことができず、計算問題などびっしりと書きたいときには不利なので、自分は昔から鉛筆を使うときはカッターナイフで削る派だった。
試験会場で鉛筆を削るわけにもいかないので、2日削らずに使ったとしても完走できるように合計24本の鉛筆を用意した。

前日

自分は試験会場(帝京平成大学)から近かったので自宅から試験会場に受験しに行くこともできたが(同級生の中には前泊を行わずに自宅から受験した人も結構いた)、自分は万全を期すためにお金はかかるが前泊を選んだ。

ちょっと出費は高くなってしまったが、試験2日目の朝にホテルをチェックアウトして荷物を転がして試験会場に行きたくなかったので親に頼んで3泊にしてもらった。

昼は大学にいつも来ているキッチンカーのザンギ丼を食べた。

会場の下見

自分は前日の夜8時くらいに行ったが、本当は朝など実際の時間帯に行うのがよいと言う人の意見も一理あるが、自分は早起きが苦手なので普通に夜行ってみた。
百聞は一見に如かずという言葉もあるが、実際に中野駅から帝京平成大学の中野キャンパスまで歩いてみると10分弱かかりまあまあ遠いので2日目の朝に慌ただしく荷物をまとめてチェックアウトして、さらにその重い荷物を転がす負担を考えると医師国家試験の前泊はお金はかかってしまうが3泊をおすすめしたい。
金額的には3泊で結構高額になってしまったが、後述するが、医師国家試験は1日目でもかなりの疲労があったので2日目少しでも楽できる環境を作ることには大きな価値があるなと思った。

翌日の軽食の買い出し

おにぎりなどは前日に買って傷んで試験中に腹を壊すとまずいので当日買う方がいいとおもうが、inゼリーやチョコレートなどの密閉されているお菓子などは前日に買っても安全なので、当日入手に困ってコンビニを駆けずり回るのも不安要素になるし、inゼリーやチョコレートなどの最低限の軽食は前日のうちに買っておくのをおすすめしたい。

荷物の確認

当日朝、万が一慌ててホテルを飛び出しても安全なように、本当に最低限これさえあれば安全に国試を受けることができる最低限の必需品は前日夜寝る前にカバンに入れておくべきだ。

  1. 受験票

  2. 筆記用具

  3. 飲み物

  4. inゼリーなど、固形物じゃない食品

  5. チョコレートなど糖分を取れるもの

睡眠

正直言って、1日目前の夜はあまりよく眠れなかった。
理由は主に3つで、以下が挙げられる。

  1. 自分自身が夜型で早い時間に起きるために、早く寝るのが得意ではないから

  2. 緊張

  3. 部屋の乾燥で、喉がカラカラで目が覚めた(そこからあまり眠れなかった)

部屋の乾燥に関してはバスタオルを濡らして干しておくことである程度防ぐことができるので、来年以降の受験生の皆さんへのメッセージとして残しておきたい。

1日目

ホテルの朝食

会場に行くまで

医学部受験のときもそうだったが、会場に行くまでの道には国試予備校のスタッフがティッシュなどを配っているが、個人的には大半の医学生は医師国家試験が終わったら予備校なんてお役御免なんだから、このタイミングでティッシュなどを配って予備校の宣伝をするのは、落ちたときの話になるので試験前から予備校の宣伝のような行為をするのは国試受験生に対して失礼だなと思うので、個人的には大嫌いだ。自分は比較的偏差値に余裕があったので悠々自適に受験できたが、みんな受かるために会場に来ているのであって、成績的にギリギリの成績で卒業した仲間たちは本当に不安な気持ちを抱えていると思うので、落ちたときのことを受験生に試験前から考えさせるべきではない。

自分は予備校が配ってるゴミは一切受け取らず、スルーして会場までスタスタと歩いて行った。

来年以降の受験生の皆さんへのアドバイスとして伝えておきたい点としては、試験会場にはゴミ箱がなく(通常はその会場(大学)で使われているであろうゴミ箱は使用禁止の張り紙がされ塞がれていた)、お昼ごはんのゴミなども各自自分で責任を持って持ち帰るようにとアナウンスがされるので、試験前に予備校がいらん物を配っても本当に「お荷物」でしかないので、いらなければ受け取らないことをおすすめする。

試験中

自分の受験記ではあまり試験についてどうこう言う気はないので問題の具体的な内容にまで触れる気はないが、感覚的に前年より難しいなと感じた。

あと、前日がそこまで熟睡できなかったこともあり試験中ちょっと眠かった。

試験終了後

試験終了後に思ったことはただ1つ、「疲れたから、さっさと寝よう。これと同じ日程でもう1日やるのに今日の疲労を引きずったまま明日を迎えるのはヤバい」

夕飯

夕飯は油そばでも食べようと思っていたが、胃腸が疲れていたのであっさりと(???)はなまるうどんに行った。

睡眠

前日夜の反省を活かして部屋にタオルを大量に干して湿度を確保して喉が痛くて夜中に目が覚めないようにして、万全の状態で布団に入り、1日目の疲労もありぐっすりと眠れた。

2日目

初日の睡眠の反省を活かしてぐっすりと眠れたことでフレッシュな状態で起床。

2日目朝食

せっかくなので、開場前の立て看板で記念撮影

試験終了後

自己採点する友人

自分はまず、メディックメディアの講師速報を入力し(自分が2日目終了後に入力したのは講師速報だけ)、点数的に大丈夫そうだったので一安心といった感じだ。

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