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東進ハイスクールの東進衛星予備校が始まったお話😊


東進ハイスクールの
東進衛星予備校が始まったお話。

僕が衛星通信の営業マンだった頃、1987年頃、東進予備校などを運営する株式会社ナガセに別の教育事業者にいらしたYさんが転職された。
Yさんに「東進の永瀬社長は衛星通信に興味を持つかも知れませんよ」と教えていただき社長向けプレゼンの機会をいただいた。

衛星通信のメリットである広域性、同報性、などを説明したところ社長から「キミ!話しは分かるけど、教育はマンツーマンが一番なんだよ!」とお叱りを受けた。

僕は「同じ先生ならマンツーマンが良いと思います。しかし社長、東進予備校が抱えている優秀な講師陣が衛星を使った映像による全国講義で何千、何万人も教えるのと、そうではない普通の講師がマンツーマンで教えるのではどちらが良いとお考えですか?」と申し上げた。

その頃から東進予備校は講師のレベルが高いことを大きくアピールしていたのです。

社長は「それは優秀な講師陣が何万人も同時に教えられたら良いかも知れないが、そんな事できるのか?やって見せてみろ。」とのご下命。

https://x.com/takigawa_w/status/1829900525896417715?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w

そこで準備期間をいただき、吉祥寺本校とその隣の校舎で臨時にデモを実施した。
本校に車載送信局そして隣の校舎に臨時の受信アンテナチューナーを設置して、NECホームエレクトロニクスにお願いして全て無償で準備した。

当日、ホームエレクトロニクスの担当者と名刺交換したら何かゼミの同期だったK君に話し方が余りにも似てる。しかし名字がMさんで違うので思い切って「もしかして◯◯大学に居たK君は親戚とかではありませんか?」と聞いた。するとMさんは「ああ、知り合いですか、アイツは弟です」と言われて人生三大ビックリ第二位ぐらいに驚いた!
つまりご両親のどちらかのお名前を使っているそうで、兄弟で名字が違うのだそうだ。

閑話休題

東進予備校社長向けデモは映像送受信そして電話での質問など成功裡に終わった。

しかし!
社長は「広域性、同報性と言うがウチは(当時)
拠点が10ヶ所ぐらいだぞ。メリットが充分に活かせないだろ!」とお叱りを受けた。

僕は「それなら全国くまなくフランチャイズ方式で衛星予備校を募集して、授業は有名講師陣で実施すれば今、全国拠点が少なくても何百ヶ所、何千ヶ所でも送れます。その生徒数も何千、何万、何十万人でも送れます。」と話した。

社長は「そのフランチャイズというのはどうやるんだ?専門家を連れて来い!」とのお叱りを受けた。

そこでフランチャイズビジネスのコンサルタント会社を探してそこの優秀な女性社員Tさんに東進予備校にフランチャイズを教えて貰い、衛星通信回線を契約していただき、実現したのが東進衛星予備校です😊

今や全てインターネットに置き換わりましたので昔話ですけれど、東進衛星予備校に通ってた方々などいらっしゃったら、嬉しいなぁと思って長文になりました❣️

時々、伊勢の神宮にお参りするのですけれど、伊勢市駅前にも今も東進衛星予備校があって懐かしく思い出します。

長文駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました😊

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