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他人に対しては的確にアドバイスできる件

どうも。タキエルです。

どうも昔の事を思い出す頻度が増えてきましたね。
30代だってのにまいったね。

昔の事を思い出しててふと気づいたんだが、

結構いろんな人にアドバイスしてきて

それがめちゃくちゃ相手にとって良い結果をもたらした、

っていう経験が多いっていうことを改めて感じたわけだ。

例えば、
大学の野球サークルの後輩から就活の相談を受けた時に
自己分析のやり方とか自己PRの添削、志望動機のブラッシュアップなんか壁打ちしながら実践してた。

最終的にその後輩は、五大商社のひとつから内定をもらってた。


ちなみに自分は新卒の時には無い内定だったので、
後輩の方が先に内定が出たという逆転現象が生まれた形だ。

そもそも後輩がなぜ俺に相談したのかという話だが、
実際に直接聞いてみた時には

「いや、タキエルさんって何か相談しやすいんですよね。
 ちゃんと質問に対して自分事として考えてくれるし。」

と言われた。

悪い気はしなかったので、無い内定ながらいっちょまえにアドバイスなんかしてた。

それがどの程度影響したのかは分からないが、
前述した通り後輩は超大手から内定を勝ち取った。

内定が出た時に真っ先に報告してもらった時は心底嬉しかったし、

「タキエルさんのおかげです!」

と言われたときは、

他人の為に動くという事のやりがいを感じた瞬間だった。


他には、4年間彼女がいない高校時代の友人がいて、
そいつにマッチングアプリのやり方を1から教えて、
気づいたら彼女を作って自分よりも早く結婚する事になった。

商社後輩と同様に、アドバイスした相手が軽く自分を超えてくという現象をここでも発生させてしまったのだ。


というような過去を思い出した今日この頃。


この体験から言えることを今日は伝えたいと思う。


アドバイスした相手が想像以上の成果を上げたのは、
私がアドバイスの達人だったわけでは無いと思う。

実際に自分ごとに置き換えた時には、
例えば就活では内定が全く出ないという経験もしたわけで。

でも、こんな経験、あなたにもないだろうか?

自分の事になると臆病なのに、
友だちの恋愛相談には的確なアドバイスができるとか。

自分だったらデートの誘いですら躊躇してしまってるのに、
友だちが悩んでたら

「いやそこはゴリ押しで攻めたらええやん」

的な感じでアドバイスしたり。

で、実際にそれが功を奏して上手くいったり。

こういった事例は自分だけじゃなく
日本全国どこでも起こっている現実なはずだ。


ではなぜ他人に対して的確なアドバイスができるのだろうか?


それは、

あくまで他人であるため失敗しても自分は損をしない。

という考えが心のどこかにあるからだ。

失敗したって失うものが無ければ、人は思い切った決断ができる。

だから他人にはめちゃくちゃ攻めた助言ができるのだ。


ここでひとつ大事な事を言いたい。

それは、

自分の事だったとしても、失敗したって失うものは無いんじゃないか?

という事。

さっきの例えみたいに、
好きな子がいてデートを誘おうにもなかなか誘えない
という状況があったとしよう。

確かにその気持ちはめちゃくちゃわかる。

自分もそんな経験250回くらいある。

ここで失敗するというのは、デートに断られるという事だろう。

その時に失うものってなんだろうか?

その子との関係性?プライド?

言うてそんなもんだろう。

しかし、よく考えてみて欲しい。

ずっと平行線のままの関係の方がきつくないかな?

平行線のままなら傷つかないと思いきや、誰かに先を越されるリスクがずっとつきまとうし、そういった関係性はいずれどんどん薄くなっていき、疎遠になるのは自明の理。

となれば、もはや失うものはないんじゃないだろうか?

上手くいけば御の字だし、仮に断られてなんとなく気まずくなって少しずつ疎遠になったとしても、それは

「何もアクションを起こさなかった時の未来」と同じなんだから。


これは仕事というジャンルにおいても同じ事が言える。

他人には「今の会社はお前に向いてないんじゃねーの」とか「転職したらええやん」とか結構簡単にアドバイスできたりするよね。

自分事だったら躊躇するような選択であっても、
他人にはとことんアグレッシブな判断ができる。

これも、他人の失敗は自分にとって損を生まないから、という考え。

そしてこれも同じで、自分の事だったとしても失敗したとしても大したことにはならない。

転職活動をやってみて、仮に1社も内定が出なかったとしたって、元の自分のままじゃないか。

「いやいや、転職活動の時間が失われてますやん。」

というような声が聞こえてきそうだが、
どうせ転職活動してなかったらその時間はマンガ読んだりエロ動画見たりぼーっとしたりして過ごしてたよ。マジで。

仮に他のやることがめちゃくちゃあるなら、
転職活動しようなんて発想出てこないよ。


とまあこうやって自分の事を俯瞰して見てみれば、

自分の挑戦だって簡単に最初の一歩を踏み出せないだろうか?


とは言っても失敗すんの怖いしなあ・・・


とどうしても考えてしまう場合は、
普段の自分と、挑戦する自分を切り離して考えればいい。

言ってしまえば、意図的に二重人格を作り出す、という事だ。

定期的にTwitter(X)でバズる画像をここで載せよう。


このように、普段の自分と仕事をしている自分を切り離すのだ。

普段の自分だったら到底言わないような事や挑戦しないような事も、

ショートコントの中の役割だったなら意外に簡単に演じられる。

大胆な発想も生まれてくる。
大胆な決断もできるようになる。

だって本当の自分は別にいるから。

自分をとことん他人化するのだ。


某漫画からも拝借。


こんな感じで、自分の中にいろんな自分を飼えば、
どんどん面白く、大胆でアグレッシブな決断ができるようになるはず。

今回の話をまとめると


・他人事のように自分にアドバイスしろ
・自分の中にいろんな自分を飼え
・ショートコントでいろんな役を演じきれ


という事だ。


この発想を持っていれば、時折訪れる決断の時にも大胆に立ち向かってもらえると思う。

では!


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