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魅力的なキャラクターが持つ、ある共通点

大阪のオカンって、寝る時必ず
「お母さん、もう寝るで」
って宣言してから寝るよね。


こんばんは。タキエルです。


今日は魅力的なキャラクターの
共通点について書こうと思います。

これを読めば、自分自身もどうやれば
他人から魅力的に思われるかがわかります。


先に結論を言うと、その共通点とは


弱点



があることです。


人気になるキャラクターは
必ず弱点があります。

その弱点が、より人間らしさを感じさせ
共感を生み、思わずファンになってしまう、
そんな魅力の根源にあります。


例えば、サムネにも使いましたが
SLAMDUNKの人気キャラクターでも
1人1人必ず弱点があります。


まずは主人公、桜木花道。


物語の主人公で、自称天才。
しかし実のところはバスケ初心者。

持っているスキルと言えば、
レイアップとリバウンドと左手は添えるだけシュート。

繊細なボールの扱い方も、
1on1の駆け引きも、
細かいルールも知りません。

つまり「初心者」であることが弱点です。

ですが、「初心者」であるが故に
経験者では考えられない行動に出たりします。

もし弱点が無ければ、最終戦である
山王戦であんなに心を動かされる事もないでしょう。


続いて、不動の人気を誇るミッチーこと三井寿。

スリーポイントの名手で
中学時代に全国大会で
MVPに選ばれるほどの実力者。

でも、高校一年時に
挫折してどヤンキーに転生。

高3でバスケ部に復帰しますが、
約2年のブランクがあるため
体力が全く高校レベルに到達してません。

時の流れは残酷ですねえ。


彼の弱点は

「挫折」と「ブランク」。


でも、その弱点に素直に
向き合っていく姿が魅力的なんですよね。



んで、流川楓。

桜木花道と同じ1年でありながら
既にスーパースター。

天性のドリブラー&点取り屋。

湘北高校のピンチを何度も救います。

ですが彼の弱点は

「他人を頼らない事」


自分の実力を信じてるからこそ
全く仲間にパスを出しません。

チームスポーツやってるのに
かなりの自己中野郎です。

地方予選レベルではそれでも
十分通用していましたが、全国では
その弱点を見抜かれけちょんけちょんに
やられてしまい、挫折を味わいます。

ただ、その「他人に頼らない」という
弱点があったからこそ、そこからの
覚醒により一層読者は惹き込まれます。


んで、宮城リョータ。


彼はついこの前の映画で主役になってましたね。

彼の強みは司令塔としての視野の広さや一瞬の爆発力。

一方弱点は

「背が低いこと」と「短気」と
「モテないこと」

その弱点をコンプレックスと
感じている時期もありましたが、
逆にそれを逆手にとって
強みに変える瞬間があります。

弱みは見方を変えれば
強みにもなる、という事ですね。


んでゴリ。


強みは圧倒的な精神的支柱であること。


弱点は言わずもがな、

「ビジュアル」。

ここは多くを語る必要はないでしょう。



SLAMDUNKだけ見ても、
主要キャラにはこれだけ
様々な弱点があることがわかります。



じゃあ、他の作品はと言うと、

例えばONEPIECE。

ルフィの弱点は泳げない事ですね。

他にも、本人も言ってますが
料理もできんし航海術も知らんし、
周りのみんなに助けてもらわないと
生きていけない、ってところ。

この弱点を自覚して、公言できるのが
ルフィの強さとも言えますね。




『ドラえもん』でも、
この弱点の法則が発動してます。


ドラえもんはロボットにも関わらず
パニックになると使い物にならんし
たまにのび太に対して
とんでもない辛辣な発言もする。

ジャイアンやしずかちゃんも
音楽的素養に欠けてたりしますね。

でも、それであるが故に魅力があり、
メインキャラクターになってます。

完璧人間とされてる出木杉くんが
逆にモブになってることからも、
完璧な人間というのは魅力的じゃないんですよね。



悪役でも、魅力的なキャラクターはいますよね。

例えば、フリーザ様。

正直悪役の中でも圧倒的な
カリスマ的存在ではないでしょうか。

ですが、彼の唯一の弱点は

取り巻きが無能

という事です。

まあ本人には関係ない部分ですが、、

その無能さに若干振り回されてる感じが
逆にフリーザ様の魅力のひとつですね。


なので悪役であっても、どこかに弱点があれば
それだけでちょっと親近感を覚えてなんかいいヤツかも、
と思えてしまうってことですね。



逆に、無敵感出してる
敵キャラってのは全然魅力ないです。


例えば、キングダムの龐煖。


あれ、何がええの?

ってくらい魅力感じないですねー。


出だしの頃はそこそこ人気だったかもですが、

最後の方は読者全員に
「もうええって」って思われてたと思う。


クソ強いけどクソつまらん。

まあ、敢えてそういった点でも
悪役に徹しさせたのでしょう。

主人公の敵対する相手として
読者のヘイトを集める存在として
描かれたとしか思えないですねえ。




とまあ、ここまでつらつらと
いろんなキャラクターを出しましたが、
他にも挙げればキリがないくらいです。


そのくらい、この

弱点

というのは魅力的なキャラクターの
共通項になっています。


なぜ魅力的に映るかと言うと、
人は完璧なものを見ると逆に
怪しんでしまうんですよね。

なんか裏がありそうだな。と。

これはセールスのテクニックでも
活用されるんですが、

相手に信頼してもらうためには、
必ずメリットだけじゃなく
デメリットを伝えるようにします。

そうすることでメリットが際立ちますし、
デメリットを説明している営業マンも
正直に話しているという印象を
持たれるようになります。


いわゆる

両面提示の法則


ってやつですね。


つまり、デメリットである
弱点を自らさらけ出すことで
敢えて隙をつくるわけです。


隙を作ると相手は
懐に入ってきやすくなります。


これは人付き合いを
円滑に進める上でもとっても大事ですね。


オフラインではそういったことが
当たり前にできていても、いざオンライン、
つまりSNSとかの中だと意外に
これができてない人が多いですよね。



めちゃくちゃ自分を大きく見せようとして
元○○の社員でしたとか、月収1000万円プレーヤーとか。


なんか肩書を強くしまくって
どんどんインフレが起きまくってる印象です。


でも、
それらすべてが悪いわけではありません。


数多の発信者の中から自分を選んで
見てもらうためには目立つ必要があります。


目立つための手段として、
強みを前面に押し出すというのは
有効な手法であるとは思います。


ただ、それ以上に大事なのは
今回の話のテーマである

弱点

をどんどんさらけ出すこと、です。


SNSでも息が長い発信者は必ず
どこかで弱点をさらけ出してます。

一方で自分自身を強く見せすぎてる人は
必ずと言っていいほど、気づいたら消えてます。



私も、なんか強そうな事ばっかり言ってる人より
なんか自分の弱さをさらけ出してて、
でもそれに向き合って努力してる人の方が
魅力的に感じますし、大体の人がそうだと思います。


この弱点を見せる、というのは
結構リスクがあると思えるかもしれないですが、
実際やってみるとわかります。


あ、なんか楽になってきたかも。って。


自分を綺麗に見せようとしすぎると
徐々に心のバランスが破綻していきます。


なので、どんどん弱みは開示していきましょう。


それこそ、自分だって
自己紹介記事ではかなり赤裸々に
これまでの挫折や失敗を書いてます。

恥ずかしい過去だらけです。

でも、それが自分なので、
べつにいいかな、と。

他にも、お腹は弱くてしょっちゅう下すし、
勉強は全然好きじゃないし、
集中力は30分持てばいい方だし、
滑舌もぶっちゃけよくないです。

滑舌よくないのはほんと気にしてたんだよなー。

営業からしたらかなりの弱点だと思う。

でも、逆にその分他の要素で
補おうとするし、実際に補えてるという
自負はあるので、弱みでもそれと向き合いつつ
他の強みを伸ばすことが大事だな、

と最近改めて思います。


とまあ、今回は

魅力的なキャラクターの共通点について
漫画のキャラクターを例に書いてみました。


これを機に、魅力的な人が
どんどん周りから出現するのをひそかに
楽しみにしておこうと思います。


それでは!

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