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締め切りのない事が重要だったりする。

こんばんは。タキエルです。


生きてると何かと
締め切りに追われることが多いですよね。

仕事でもお客さんから
急ぎで依頼事が入ったり、

プライベートでも
飲み会の出欠の返事をしたり。


ただ、そういった納期や締め切りが
迫ってくるようなイベントに対して
時間を割いてばかりいると、
人生はあっという間に過ぎていきます。


逆に、締め切りのないような事に
時間を割くことで人生は濃く、
充実したものになっていきます。


実際に自分もそれを意識してから、
仕事は上手く回せるようになったし、
運も味方する事が増えたように感じます。


知り合いの経営者の人も
同じような事を言ってました。


人生を思い通りにコントロールするには、
「締め切りのない事に全力を注ぐこと」
と会うたびに言ってます。


その経営者の方も、人生の先輩方から
同じように教えてもらったそうです。

経営者と言うと結構忙しそうですが、
今はサラリーマンの10倍以上の
年収でありながら仕事時間は
月に20時間程度だそう。

つまり仕事時間はサラリーマンの1/10、
収入は10倍なので一般人の100倍の
効率で生きている、ってことになります。


その、締め切りのない事というのは、
いわゆる下の図で言うBの領域です。


「緊急度 低い」
「重要度 高い」

の部分ですね。


アイゼンハワーマトリクスとも言う。


まあ、Aが最優先の領域であることは
誰が見てもわかりますが、2番目に優先する事を
多くの人がCを選びがちになっています。


いや、もちろんCの領域も
大事っちゃ大事なんですが。

Bの重要性が理解されていない、
って言う方が正しいですね。


仕事の例で言うと、
こんな感じに分けられます。


結構、左下の
「緊急度高くて重要性低い」
事に時間割かれてませんかね?


何が決まるわけでもないが、
とりあえず慣例になってる社内の打合せ、

毎日の報告書の作成、

「至急」と書かれた見積依頼、

そういったものが
割と舞い込んできます。

それに時間を割いていると、
あっという間に時間が過ぎていきます。


そう、緊急性「だけ」が高いものって、
他人から与えられたミッションばかりなんですよね。

でも、この「緊急性」だけ高い事柄に
どうしても手を付けてしまうのは
日本人の国民性にもあるようです。


海外の人は自分の仕事の領域を
割とシビアに線引きしてるから
舞い込んでくる仕事はきっぱりと断りがち。

でも日本人はお互い助け合う精神が
長い歴史の中で醸成されていった背景もあり、
緊急性の高い、急に舞い込んできた仕事を
なんとかやり切ろうとする傾向にあります。



でも、そういったものは
ぶっちゃけそこまで重要ではありません。


もっと詳しく言うと、
自分の人生においては
そこまで重要ではない

てことですね。


仕事じゃなくても、
緊急性「だけ」が高いものははっきり言って
ほぼ手をつけなくても困りません。


ただ、同じように
「重要度が高く」
「緊急性が低い」
事も、一見手をつけなくても
困らないように感じがちです。


いやむしろ、こっちの領域の方が
別に手をつけなくても困らない、
と思いがちです。


でも、その領域が
自分の人生を大きく決定づけるくらい、
影響力の大きいものがあまりにも多いのが
今回言いたかった事です。


自分は例えば昔は、
以下のようなものを軽視してきました。

そのどれもが別に締め切りもなく、
緊急性があるわけではないものです。


・読書
・親孝行
・服や家財道具の断捨離
・歯の定期健診
・寝具への投資
・副業への取り組み
・情報への投資
・金融投資
・健康に対する意識と行動
・本当に気の合う友人との会話



どれも締め切りなんてないですよね。

でも、どれもが人生単位で見たときに
早く始めておくに越したことはない、
とても重要な項目になってます。

特に、この領域に関して言いたいことは、

締め切りは突然やってくる


という事です。

今は幸いにも自分は両親とも健在ですが、
これから先いついなくなるか分かりません。

そのタイミングは誰にも分かりません。


健康だって、突然失う事もあります。

私の友人の1人は33歳の時に
突然肺炎になって生死をさ迷いました。

大腸がんにかかり、急逝した友人もいます。

健康は、失って初めて
その尊さを知りますよね。

歯が痛くなれば今まで
痛くなったことを知りますし、

腰痛になれば、腰が痛くない事が
どれだけ過ごしやすい状態だったんだ、

と気づかされます。

そう、重要度が高くて
緊急性の低い領域に関しては

締め切りのないように見えて
必ずどこかのタイミングで急に
締め切りがやってくるものばかりなんです。


目に見える締め切りばかりに
気を取られてしまうと本質を見失います。


目に見える締め切りって、
それを完了させたとしても
価値が長続きしないことが多いんですよね。


自分は上に書いたような事の
優先順位をとことん上げていきました。

・読書
・親孝行
・服や家財道具の断捨離
・歯の定期健診
・寝具への投資
・副業への取り組み
・情報への投資
・金融投資
・健康に対する意識と行動
・本当に気の合う友人との会話


別に急ぎで必要なものはありません。

でも、今思い返すと
やっててよかったな~

って思う事ばっかりです。

逆にここをおろそかにしてたら、
人生単位で後悔しそうなものばかり。

結局自分の人生を思うように
デザインするには、この

「重要性が高く、緊急性が低い」

領域の優先順位を上げて
行動に落とし込む事でしかない、

と思います。

一度ここに自分だったら
何が入るかな?と考えて
リストアップするのをオススメします。

で、どれか1つでも明日から取り組んでみましょう。


1年後の自分に感謝される事になるのを約束します。


もちろん緊急度が高く、重要性が低い領域も
ガン無視してたら結構エラい事になるんで、

ここの領域に関してはガン無視というより
ささっと終わらせる習慣をつけましょう。

あるいは、後回しにしたとしても
別に自分の人生に影響はないしな~、
と強気に構えるマインドが大事。

それで誰かに批判されたとしても、
本当に重要度が高くないなら
一過性なものですぐに過ぎ去ります。

これは経験上間違いない。

打合せとか意味ないと判断したものは
参加しなくなりましたしね笑。

最初はめちゃ非難されましたが、
別の部分で成果出してたら誰も
何も言わなくなりました。

で、それが影響してか最近は会社的にも
なんかよく分からん会議が減りましたね。

結局そんなもんですよ。

惰性で続いていることは多くて
みんな何となく必要性に疑問は感じてるけど
誰も何も言わないから何となく続いている。

そういう見えない同調圧力ありますよね。

まあ、若手のうちはなかなかそういった
慣例を壊す提案はしにくいかもしれませんが。


ただ、重要性と緊急性に対して意識を持ち、

「これ別に重要じゃなくね?」

と疑問を持って、

優先順位を自分の中で正しく
取捨選択できるような判断力を
養う力は付けておくべきです。


重要性と緊急性の話は、
人生を好転させる上で
大きなインパクトを与えるものなので
是非一度意識されてみてくださいな。





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