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PTA〜なぜやりたくないのか

皆がやりたくないと言うPTA。それでもなくならない理由ってなんだと思いますか?

これは私の完全に個人的な見解ですので賛否あると思いますが、私のnoteなので好きに書かせていただきます。笑

これまで毎日、学校の摩訶不思議をnoteに書き連ねてきましたが、やはり公立学校では、文科省の手先となり、「やれ」と言われたことだけをやることが必要です。サービス精神旺盛に勝手なスタンドプレーをしてしまっては、質の均一化が出来ず、「同じファミレスなのに味が違う!」みたいな事になってしまい、文科省としては統制が取れなくなってしまうからです。

「このぐらい気を回してくれても・・・」と思うこともありますが、主観が入るとブレの始まりです。デフォルトは気を回しません。
しかし、地域によって若干対応を変えないと不都合が生じることがあります。例えば、気候や、子供の数(世帯数)、学校の立地条件などです。

そこでその地域差を補填する為に活動するのがPTAだと思います。

今年1年生で入学した娘の学校にも、もちろんPTAがあります。副校長に確認したところ、100%入会しているそうです。私は、今年度はどんな活動をしているのかを確認したいので、もちろん入会しました。「虎穴にいらずんば・・」です。

休校になり、自粛生活で学校に行けない子供達、特に1年生に対して、何か働きかけがあるかと思ったのですが、残念ながら何もありませんでした。
メールの配信や、自由参加のzoom自己紹介や、何か横の繋がりを作っておき、スムーズに学校を再開できるような働きかけなど、こんな時期だからこそ、何かもっと自由な発想でPTAの重要性をアピールして欲しかったのですが、何も・・・本当に何も動きがありませんでした。「会則の変更」を知らせるメールが1通来ただけでした。

学校が少しずつ始まって、右も左もわからない1年生とその保護者は、「こうしているけど、これが正解かどうかがわからない」といちいち不安になっていました。そんな時に、去年の1年生の様子などを教えてくれるような活動があったらよかったのですが、それもありません。

だんだん夏が近づき、暑さ対策が必要な時期になっても、体力の落ちた1年生に手を差し伸べてくれる関係者は居ませんでした。今年度は、活動はほとんど中止なのだから、保冷剤を買うとか、冷水機を設置するとか、払ったお金を使って欲しいな・・・と感じました。毎日熱中症になりかけて、フラフラ帰ってくる娘を見て、「学校から暑さ対策の指導や、PTAに働きかけて何かサポートをしていただくとか、そう言った対策はしていませんか?」と質問したのですが、

「暑さは人それぞれ感じ方に個人差があるので、各ご家庭で声かけなどしていただいています。」

「PTAですか?さぁ・・・どうなんでしょう。あちらはあちらなので。学校とはあまり関係が・・・」

そもそも学校と保護者の協力など存在せず、対立もしなければ、共同作業もないようなのです。

話し合いすらしていないと言う事なのでしょうか。

1回中止になった保護者懇談会ですが、夏休み前に各クラスの保護者会が行われ、終了後にPTA役員より、活動への参加のお誘いと説明会がありました。

活動内容について、

・どんな活動をし
・どんなふうに子供達の学びに役立っていて
・先生方の教育活動のサポートができて
・PTAってこの学校でこんなに役立っています!

が、ひとつもありません。
実際20分ほどかけてお話しされたのは、

役員をやると、今後こんな免除が受けられます(1回やったらもう終わりなど)
・兄弟割り(下の子の時の役員免除)が受けられます
・あまり集まることがないので、お仕事していても参加できます
・学校のことが知れます

これ、やりたいと思いますか?
お役に立てるイメージが全く湧きません。
役員をやられている人自身の、「面倒な役割を引き受けてしまった」と言う気持ちだけが、よ〜く伝わって来ました。

そもそも免除など受けなくてもやりたくなければやらなくていいですし、兄弟がいなければ、無意味ですし、集まらないけどメールが何十件とかきたら物凄い負担感ですから、集まらないこと自体にメリットはありませんし、学校の事なんて担任やスクカンから聞けばいいですし。。。

本来は、このようなプレゼンはあり得ません。
どんなふうに子供達のお役に立てるか?皆、子の親なので、ここにしか興味はありません。子供の学ぶ環境を作るお役に立てるのなら、たとえ面倒な会議が多くてもやりたい人はいます。少なくとも、「PTA自体に加入したくない」と思う保護者はいないでしょう。親ってもの凄い擁護心が厚いんです。

そこをきちんと考えられないPTAは、むしろ害悪です。皆、自分の子供の教育にその貴重な時間を使いたいのです。習い事の送り迎えや、宿題を見たり、音読を丁寧に聞いたり。それ以上のメリットが感じられた時、その貴重な時間を使おうと思うのですから。

学校によっては、毎年立候補でさっと決まるところもあります。
一旦解散して、そうした理念のあるPTA運営を、少し覗いてみるのも良いと思います。

任意加入だからこそ、思いきりオリジナルな活動が出来ると思いませんか?
「今年度はこう言う活動をします!その活動に参加したい方はどうぞ!」みたいなのがあってもいいと思うんです。ちょっと得した気分になりますよね。
せめて活動を十分に出来ない今年度は、「集めた会費で除菌アルコールを購入します」なんて言ってくれないかな・・・なんて思ったりもします。

と言うことで、残念ながら、我が家は来年度の加入は無いと思います。。。




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