誰として何をするか。
自分は焚火の火守をして、
他人に囲まれながら、感じている。
焚火を囲む人々の変化を。
なんとなく安心していく雰囲気。
ゆったりと体が緩み始める人。
一息をつく。心の底から一息をつく。
久しぶりの呼吸。
話しはしない。ことさら表情を見ることもない。
ただ、輪の中で隣にいる。
何かが起こっているのは分かる。
その瞬間、その場所に、その名前も知らない人と共にいるのが好きで。
何もしない。
静かに、鳴っているかなっていないのかすら分からない位のボリュームの音楽のように、すっとそこにいたい。
限りなく自分の気配を消してそんな風に生きられたらいいな、と思う。
その人自身が輝くのを、静かに、静かに気配として見守る。
大丈夫、ここで一緒に感じているよ、という風に。
「また来ていいですか?」
そんな風に静かに夕暮れの中に還っていく人を見るのが好きで。
静かに、ただ佇んでいたい。ただ居たい。
と、今日は思います。