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劇団焚火『卓袱台』稽古日記⑪1/28(古賀駿作)

古賀駿作です。
普段は俳優です。あとお笑い芸人みたいな。
今回は何かしら薄く広くお手伝いをしています。

まずはお手伝いすることになった背景といいますか、そのあたりから。
ここは読み飛ばしどころです。ダラダラ書いてます。遠慮なく★←のマークのところまで飛ばしてください。

僕自身あまりスタッフワークは向いていないと常日頃から思っています。
向いていないとはいえ、それでもやらないといけないというのが常識ではありますが、それを踏まえてなお苦手なのです。
だからとにかく最近はもうやらないようにやらないようにと姿勢をシフトさせてきています。頑張ろうとして迷惑かけるくらいなら輝けるところで頑張ろうみたいな、後ろ向きな。

それでいて今回手伝いというポジションで、いわば後方支援をしているわけで。なぜかと考えますと、皆も触れてますが陸央ということになります。
大学演劇部の4つ下の後輩です。
僕が出た西南学院大学演劇部は、僕以降継続して、福岡で活動し続けるメンバーを輩出しています。陸央もその一角で、個人的に非常につながりの深い福岡の演劇人の1人です。そんな彼がやっていた劇団焚火。作風的にターゲットを若者に絞ってしまっている感は非常に強かったものの、とてもおもしろい作品を創っていました。僕は凄く好きで。
そんな劇団焚火が、陸央の大学卒業を機に改めて勝負に打って出たいという話を聞きました。僕自身とても嬉しくて。
それで、何かただお客さんなのやだなと思って手伝いますと言いました。
何が言いたいかと言いますと、陸央が好きやし、劇団焚火が好きやということです。好きが高じて手伝うことにしてしまいました。


僕自身あまり稽古場には行けていませんが、とても期待しています。
とりあえず言えることは、まず作風としてこれまでの劇団焚火は若者の葛藤を描くような、大学生をターゲットとしてそこに強烈に刺さるような作品が多かったと思いますが、今回については、「家族」という事が一つ大きなテーマとしてあり、これまでとは様子が違うという点です。
何か「家族」というものに関する強烈な「愛」が隠されていると思っています。
これは目線こそ違えど、どの世代にも刺さるもののような気がしています。

次に、メンバーについて。
若くてフレッシュです。僕より若いです。キャー。
そのメンバーが、台本を元に作っているという雰囲気ではなく、彼らなりのエッセンスをふんだんに織り交ぜて作品が形作られています。

何か晴れやかな気持ちで客席を後にすることができる予感がしています。
まだわかりませんが。でもね、期待していいのではないでしょうか。
皆さんも良ければ是非。他人事みたいですが、手伝いという立場なのであえて。
「観に来てみて損はなさそうですよ。」

2025年1月28日
お手伝い 古賀 駿作

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