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43歳腎盂癌_4
令和6年9月13日
ON病院_1回目
我が町には病院が溢れている。ありがたいことだが総合病院のイメージはとにかく混んでいて病院特有の何とも重い空気、空間。
父の付き添いを長年していてたが、この空気には変な緊張感が漂う。どうも慣れない。
紹介状を持っていて予約も済んでいたからか受付けはスムーズ。広い大病院だがマーキングしてある院内の地図を渡され親切に説明してくれたので、初めてでも迷わずスムーズだった。父のいた病院とはすでに対応が違う。
CTの場所に向かうと看護師の方から説明を受ける。凄いレントゲンみたいなものを撮るだけだと想像していたのだが、大きく違う特徴があった。
◯造影CT検査では同意書にサインが必要。(いくつかの副作用があるため)
◯当日は朝食抜き
◯大きめのコップに入った水を飲まされる。(脱水状態は副作用が強くなる可能性があるため)
◯腕に造影剤を入れるための措置をする。
◯検査後は水分を多く摂るようにする。(体内の造影剤の排泄を促進させるため)
造影剤は全身にまわるので、体が熱く感じますと。とくに下腹部が熱くなり、お漏らしをしたような感じになると思いますが心配しないでくださいと。
自分の体で実験されるような感じになりワクワクしていました。ニヤニヤしていると気持ち悪いので平静を装い台に横になり、撮影へ。
巨大な装置の中心に自分がいるだけで凄いことをされている気分になる。人によってはそれも怖いのかもしれないが、興味深い体験だった。
「それでは大きく息を吸ってー、止めてー、」を何度か指示されるまま行う。
そんなに体は熱くならないじゃないか。普通だ。
「それでは造影剤入れていきまーす」
あ、今の本番じゃなかった!機器の調節か!
うわっ!体に液体が入ってくるのが分かる!
数秒の出来事なのだろうが、全身にまわったころに、確かにお漏らしをしたようなあたたかさが下腹部に感じる。
なんだこりゃー!と面白がっていたら撮影はすぐに終わってしまった。
検査後は造影剤を早く排泄させるためにも、水分を多く摂るようにといわれ検査室を後にした。
費用
なし
※次回のクリニックで支払い
この日を堺に腰に違和感を感じるようになる。